2025年03月26日

量子力学の基礎 岸野・丸善 1991 ま~難しいですわ どないしませう

量子力学の基礎

ワタクシは量子力学の入門書・一般向けの本に飽きると教科書レベルの本に手を出してしまうのである。数式だらけである。ま~どないしませう。。。。。
長嶋茂雄が野球教室で教えた時の長嶋語録を思い出すのである。

いいか、君たち!!  人生は ギブアップ だ。決して諦めるんじゃないぞ!! どっちやねん

この本は場の量子論にも触れている。第二量子化にも触れている。超伝導理論への応用もある。よってに量子力学を学んだ学部初年級の学生が次に読むとよいであろう。。。知らんけど。

図書館にあったので借りた。入門書・一般向けの本で仕入れた雑学・・・用語を詳しく知るためには教科書レベルの本が必要である。図書館にある入門書・一般向けの本は全部読んだので次は教科書レベルを眺めて見よう。
てかね、そういう本は数式だらけでワタクシは3ページぐらいでギブアップップ(笑)

ちなみに量子力学の入門書には必ず出てくる二重スリットやマッハ・チェンダ―干渉計の話はゼーーローーー。

ワタクシ、この本については2024/2にも駄文を書いておるのであーた。

きっと来年も駄文を各であろうぞう(´・ω・`) Embarrassed smileEmbarrassed smileEmbarrassed smile

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2025年02月24日

場の量子論とは何か     知らんわ

場の量子論とは何か: 統一理論へ近づくための根本原理 (ブルーバックス 1149)
わからんので も~も~ 妄想するしかないワタクシである。

場の量子論とは何か?
場の量子を扱う理論である。どや。
場の量子とはなにか?
典型的なのが光子である。電磁場という場の量子である。たぶん。 どや。
そもそも場とは何か?
質量や電荷に作用するものである。たぶん。 どや。
光子の他に場というものは何があるか。
野球場とか劇場とかがある。。。(ウソ)  この場は じょう と読む。ば ではないのだよよん。

つーかね、要するに場と量子との相互作用ってかね。湯川が中間子を構想した際には、中間子の場という新しい場を考えて・・・・という説明が入門書にあった・・・・気がする。
新しい場を考えて場の量子を考える・・・相互作用は中間子の場と核子との相互作用である・・・・と考えた。多分。詳しくは知らんけど。 どや。

しかーし、こうい本を読んでいるとワケワカメ・理研のワカメはおいしいのだよよん。

例えば別の入門書に次のような記述がある。

「現在最も確からしいと信じられている場の量子論においては、すべての相互作用は媒介粒子の交換により生ずる場を通してなされる。」 力とは何か・菅野禮司 丸善1995

するってーと光子交換により電場が生ずるってことかいな。そりゃな、2個の電子のクーロン力の図では光子のキャッチボールをするって図解があるけどねえ。

では電子が1個ならばどないするってーのよ。光子のやり取りする相手がおらへん。電子から出ていった光子は光速で飛び去るだけですぜ。つーか、その場合に光子の供給源ってなにさ? 

というようにワタクシは考えると直ぐにドン詰まるのである。

上の和田の本での特徴として波動関数の確率のところでは、確率ではなく共存度の分布であるという表現がしつこくで(笑) 確率でいいがな、量子力学の教科書は波動関数が確率を表すという解釈してるのだし。波動関数の絶対値の2乗が電子がそこに存在する確率を・・・ま~正しくは確率密度関数なのだけど。何も共存度の分布など言わなくてもいいがなやとワタクシは思うのでありま~す。どうも確率に関しての和田の捉え方は他と違うのかもしれない。詳しくは知らぬ。

そしてワタクシが気になったのは次である。
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光子の共存度の分布(光子の波動関数)が電磁波である。電場と磁場は光子の波動関数の数学的性質を表す量である。 そうなのかい?  

しかし光子の波動関数が電磁波である、というのはワタクシ納得できる感じもするのである。二重スリットの量子力学版の説明では波動関数が空間に広がっている。二重スリットの連続光での説明はスリットA,Bからホイヘンスの原理に依って波が広がっていき・・・・干渉するので縞模様が生ずるのである。
量子力学版では光子1個を飛ばす。スクリーンに輝点が1つできるだけで縞模様ではない。その試行を1万回ぐらい続けると輝点の分布が縞模様になってくる。1個の光子が自分自身と干渉したと考えざるを得ない。。。。 なのだが、その時には波動関数が空間に広がっていてな。その広がり方のデザインは連続光の光とまったく同じなのだ。だから干渉が考えられる。つまり波動関数が電磁波であるってワタクシは短絡的に納得したりして(笑)

和田が光子の波動関数が電磁波である、というのはワタクシは納得出来るのである。
波動関数自体は数学上の道具であるとしても、その上に実態としての電磁場が乗っているって感じもする。
そういうわけなので光子の波動関数が電磁波である・・・・というのは正しい気がする。多分。どや。

ところが別の本では次のような記述があって
「ディラックは電磁ポテンシャルが光子の波動関数であると考えたが今では間違いである」(これは吉田伸夫の一般向けの本にあった、タイトルは忘れた)
どや。
電磁ポテンシャルの空間微分・時間微分が電場・磁場である。ならば電磁ポテンシャルが光子の波動関数というのも妥当ではないか。

朝永振一郎は「量子力学と私」でディラックの相対論的量子力学とパウリ・ハイゼンベルクの場の量子論が素粒子論を駆動するのである、と書いておるおる。昔の昔の昔に。
そこでは第二量子化の話もある。ディラックの仕事だすわ。
ところが吉田伸夫の入門書では「ディラックの第二量子化は間違いだったのだ」と書いておるおる。
さ~、こうなるとどうだ。ワケワカランだろ。

というわけで何かを知ると疑問は広がり直ぐにドン詰まるワタクシなので~すだお。

おまけ 波動関数の解釈についてはコペンハーゲン解釈、ボームのパイロット波解釈、エバレット三世による多世界解釈が有名である。比較的最近はQBismというものも出てきた。波動関数の確率に絡んだところでベイズ統計を採用するのである。BはベイズのBだろな。これは2000年前半に登場したようだ。

ところで量子力学の本は入門書は多々ある。教科書も多々ある。ところが場の量子論となると入門種は上の和田の本ぐらいだ。他にあるかもだが、そのうち探してみよう。場の量子論の教科書となると理学部の院生が読むものだろな。一般人が太刀打ちできるものではない。

長嶋は少年野球の指導の際に子どもたちに言った。
いいか、君たち。人生は ギブアップだ、決して諦めるんじゃないぞ!!   

どっちやねん。

というわけでワタクシは「場の量子論とは何か」のワタクシなりの回答は波動関数のΨである、と答えよう。Ψは プサイ と読む。ギリシャ語である。それがどうしてワタクシの回答になるのかは単純な話だ。プサイは お手上げマーク(笑) ギブアップのシンボルなのである。
どや どや どーーーん。

蛇足 つまり蛇の足 ワタクシは吉田伸夫の量子論関連の一般向けの本を数冊は読んだ。一番印象に残っているのは次だ。
量子論の本は入門書・教科書等たくさんある。しかし、どの本でも決して鵜呑みにしてはいけない。 どや、どやどーーーん

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2025年02月19日

VisualC#2022 逆引き大全 増田・秀和システム 2022年だろな

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秀和システムと言うと船井電機破綻の記事で秀和システムのトップが出てきたが、この出版社の素性はどういうものなのかい、というわけで会社のサイトを見た。
https://www.shuwasystem.co.jp/company/cc1689.html
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2019年で止まっているぞの。
会社沿革は
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やぱーり 2019年で止まっているぞの。どないしたのやろか。なんか いかがわしいことやっちまったのかしら。知らんけど。でも本は毎年大量に出しているからなあ。本屋にたくさんあるし。図書館にもたくさんあるでばらん。

というわけで、上の本だが。ワタクシ C# GUIの学習用にしようと思って近所の図書館で見つけたので借りただ~す。おお、だ~す病か。。。。
しかし、極意が500もあってたまるかよ。それって単なる文法説明が500だろに。そういうの極意とは言わないと思う次第でありま~す。

さらに950ページ超であり重いし、そもそも使いにくい。分厚くて使いにくい。自分の本であれば4つぐらいに分割して扱いやすくも出来るが図書館の本なのでね。

本を開いてキチッと両ページを見るようにすると本がダメージ受ける。両ページを見るためにドヒャっと広げるとマズイ。。。。本を壊してしまうかも。。。。ページ貼り付け閉じの部分で剥がれるかも。。。 お察しくだされ。 自分の本であればいいけどさー。図書館の本なのでねー。・。。。。。

というわけで却下。とっとと返却。この本は近所の図書館にあるので、ま~行ってちょこっと見るだけならいいか。

こういう本作りは・・・・・・ワタクシ 嫌い。図書館にあっても も~も~借りないものねーぇーーーだ。
秀和システムの本でパーフェクトマスターシリーズかな、それも分厚いものがあるなあ。。。。。 図書館で見かけたが・・・・・ 借りねえょょょょょ(笑)
Excel, Wordなどの本も分厚いのがあるねえ、秀和システム。。。。買い手がおるんだろか。おるんだろなあ、少しは。詳しくは知らんけど。

分厚い本はな、使いにくいんじゃあぁぁぁぁぁぁ ぷぎゃぁ!!    

というわけで別の本を探すとするだぉだぉで~す。

ところで ま~す病だがな。近所のクリエイトのレジだけでなくデパ地下の肉屋さんのレジにもおったぞ(笑) これが若いバイトの女の子であれば許す!!  ベテラン・おばちゃんの ま~す病は・・・ ま、どうでもいいか。
そのうちレジが支払い機械になれば係員は激減するだろからなあ。聞けるのも今のうちで~す。

で、C# GUIだがな。画面デザインがFormとXAMLとあるらしい。。。。ってかね、ワタクシ10年ぐらい前にもXAMLっていじった気がするのだよねえ。。。。Visual Studio CommunityのC#の解説が昔あった気がするのねえ。とっとと忘れたけどねえ。

VC++の勉強部屋というサイトの運営者がC#も始めたのだった。そのサイトは今はない。運営者が元・大学教授で定年後に始めたらしいが、それから四半世紀ぐらいは過ぎて終活したさ~ってかね。作って放置ではなくてキチンと閉じるという礼儀のある人ですぅ。。。 作って放置してサーバーが消えるまでゴミサイトとして残っているというのが膨大にあるからねえ。。。。。。
作ったヤツ!!   責任者!!   出て来いやあぁぁぁぁぁぁ なんちゅーて。

インターネットはゴミの山と言われて四半世紀以上が過ぎましたで~す。ま~ワタクシもゴミの生産を続けて・・・・(´・ω・`) こらこら。

だって にんげんだもの byニセみつほ なにを!

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2025年02月06日

量子論はなぜわかりにくいか そりゃちみぃ 難しいからだろなあ (笑)

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  そりゃ、ちみぃ 難しいからだよ コンコンチキ!!   ワタクシはこの本を読むのは3回めである。図書館にあるのである。とりあえず感想を書きたい・・・と思ったが感想は以前にも書いたので妄想を書く。妄想こそ、人類を駆動するのである。知らんけど。

波動関数は三次元空間に実在するものではなく確率計算するための数学的道具であると書くほんもある。その数学的道具はタイヘン便利であり二重スリットを通り抜けスクリーンまでの空間に広がり。まるで光のような振る舞いをするのである。スクリーンに起点が出来ると一瞬にして消えるという魔法使いでもある。波動関数の収縮はシュレディンガー方程式から導き出されるものではないのだが、起点が出来ると一瞬で収縮するのである。そこの仕組みはワタクシは知らないし、ま~そう考えて実験結果が説明出来るのであれば良きかな・良きかな。なのであろう。

量子力学では電子が粒子であると同時に波である、光は波であると同時に粒子であるといった二重性の話が出てくる。ちみいらね、どっちか一つになりなさいよって言っても無駄である。そう考えないと説明できない現象が出てきたので物理学者は必死こいて屁理屈考えて実験と一致するのだから正しいのだよ、二重性があるのだよ。ま~四苦八苦・悪戦苦闘の連続で量子力学は構築されたのである。
そんなことよりね、ワタクシは理解できないのが内部空間というもの。これこそが三次元空間に存在するものではないのにもかかわらず内部空間にいろんな役割を与えているのである。詳しくは知らんけど。

とにかくな、電子が波であり粒子であるとかいうのも不可解な上に内部空間というワケワカランのが出てきては、ワタクシにとってはワカランものを説明するために さらにワカランものを持ってきたぞ、こいつらって感じなのであるぞの。

著者は量子力学を理解するには場の量子論を学ぶべしという趣旨の記述を繰り返しているようだ。著者の他の一般向けの本でもそう書いている。ワタクシは著者の本は数冊は読んだのである。図書館にあるのである。どや。

ほんで妄想だが。交流回路理論では複素数を使う。便利だからである。例えばインピーダンスは
z = R + jωL , と虚数が出てくる。複素数を使うと交流回路の計算が便利なので使うのである。虚数部分はリアクタンスを担当する。・・・・・ なのである。

波動関数は複素数である。ならば背後に何かリアルなものがあって、計算を簡単にするために複素数を使うのではなかろうか・・・という妄想を持つのである。どや。
観測されるものは実数である。。。波動関数と共役波動関数を掛けると実数になる。計算が便利だから複素数を使うのである。背後に何かリアルなものがあるに違いない・・・・
ワタクシは妄想するのである。

どうせ、内部空間というワタクシにとってはワカランものを持ち出しているのだからワタクシが何を妄想しようがほっといてちょうだい(笑)

内部空間なるものを持ち出してきたらワタクシはSFの裏の世界を妄想するのである。空間の一点は裏の世界につながっていてな、そこで何がしかの処理を行って結果が一点から表の世界に染み出してくるのだよよん。どや、困ったことがあったら裏の世界に処理させると超・便利なのである。妄想である。

ところで二重スリットの問題。これは解釈としてコペンハーゲン解釈、パイロット波による解釈、多世界解釈とあるようだ。他にもたくさんあるらしいが。いずれも量子力学での解釈である。
では振動のエネルギーの塊が粒子として振る舞うという場の量子論の立場での説明はどうなのか。知りたいところである。電子を1個ずつ飛ばす二重スリットの実験の話ね。
電子は粒子でありながらスリットA,Bを同時に通って干渉するとかいうやつ。場の量子論では電子は場の振動なのでスリットA,Bを同時に通るのは妥当だとか言うのだが、それで二重スリットの干渉縞が説明できるのかいな。知らんけど。

スリットA,Bの間に仕切り版いれて干渉しないようにしたらどうなるのかいな。仕切板によってスクリーンも二分されているとする。
Aを通った振動とBを通った振動がそのままスクリーンに達するで。。。 そしたら輝点は生じませぬ。1個の電子のエネルギーがないから。100回実験しても輝点は生じないはずだ。

それを波動関数が両方通ってスクリーンに達すると考えると確率計算して0.5になる。100回実験すれば二分されたスクリーンのそれぞれに50個の輝点が生ずる。実験結果と合う。
ここら考えてもドンづまるので妄想するしかないのだがな。

てかね、結局はワタクシは ワケワカラン状態になるのであり も~も~ 妄想するしかないのであるぞの。電子は振動である、波動である。振動のエネルギーが粒子として振る舞うのだと考えたところで二重スリットの問題は解決しないのである・・・

さらにヤングの干渉実験ではホイヘンスの原理での説明がある。スリットA,Bを波源として波が広がり、スクリーン上での波の合成をする。P点を考えるとAからの距離とBからの距離の差が波長の1/2とのズレで振幅が変わる。輝度変化の説明ができる。
量子力学板でも1個の光子で考えて、1個の光子の波動関数が連続波の波のようにホイヘンスの原理で広がりスクリーンの位置で振幅計算する・・・という図を想像するしかない。干渉縞の説明にはそうするしかない。すると光子の波動関数は光そのものなのか。って妄想するワタクシ。

ただ、ここらはディラックは電磁ポテンシャルを光子波動関数と考えたとか著者は書いているがね。それは間違いだとも書いているけど・・・・・・・
そういえば著者はディラックの第二量子化は間違いだったともどこかで書いていたなあ。。。

てなわけで分からないことを説明するために、さらに分からないものが出てきて。ワタクシの雑学は増えるのであるが理解には近づかぬという現実がある。

浅学非才!! 不勉強が身に染みる コンコンチキのコンチキショー!!  コウメ太夫か(笑)

  さーて、寒いのだが陽に当たるとポカポカするかも知れないので散歩してくるか。気分転換!!

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2024年08月13日

実在とはなにか うむ なんだろねえ なあぁにいぃぃぃぃぃ

この本とは関係なくワタクシの量子力学の思ひではボロボロである。半世紀ぐらい前に、いや、40年ぐらい前かな、待て待て、30年ぐらい前かな。ま、いいや。
ワタクシは某国立大学・工学部・電子工学科の学生であーーた。量子力学は選択科目であーーた。他に固体物理学も選択科目であーーた。他に複素関数論も選択科目であーた。
その量子力学の授業に出た1回め。講師は黒板に数式を書きながら何か話しているのだが、ワタクシはいったいこれから何をしようというのかも分からず。数式をノートに書き写しながらもワケワカメ。まず、何を学ぶのかもわからず。
2回めの授業・・・熟睡であーーた(笑) ま~熟睡すると目が覚めた時は気分がいい。ワケワカラン量子力学の授業ではあったが、目が覚めたらスッキリ。そして3回めから放棄。だって選択だし(笑)
そういうわけでワタクシは量子力学って何かということさえ分からぬままであーた。講談社BBの一般向けの本を読んで、あー、なんとなくだが、そういうものか、でも よーわからん。。
でもね、必須科目ではなかったのでワタクシは4年でとっとと卒業したのだよよん。どや。卒業に必要な最低の単位数でもって卒業する、それが最も効率が良いのである。どや。級友にはたくさんの科目を履修して全部 優判定である・・を目指すツワモノもいたがな。そういう勉強好きは友達じゃないもん(笑)

しかーし、卒業して30年、40年、そのぐらいしてから興味が出てきた。量子力学だけではなくて物理の昔のワタクシが避けた分野に。
そこで専門書を図書館で借りて地道に勉強するという純真な魂を持つワタクシではない。理論を理解することの障壁は高い。一つは数学だ。大学の学部レベルの数学では太刀打ち出来ぬ。それはそうだ。量子力学は学部よりは大学院での勉強時間の方が多かろうに。大学院に進む連中はワタクシと違って数学もできるのだ。コンコンチキ!

そこでワタクシは今から数学の勉強を始める・・・というのは放置。せめて物理学史を知ろう。そういう方向に進路を変えたのである。もともと進路はないのにか?  うるせー。

上の本は一般向け。量子力学の教科書でもない。しかーーし、この本で出てくる物理学者・数学者・科学者は数百人だ。たぶん。数えてはいないが。
量子力学の発症は1900年のプランクの作用素の発見であると言われる。言われるが、当時は物理学者は誰も興味を示さなかった。プランクが量子力学の父だと言われたのは後の後の後の話だ。
歴史とはそういうものである。
1900年からのプランクから1940年ぐらいまでの物理学史を量子論の分野で見ると
1900  プランク 作用素の発見
1905  アインシュタイン 光量子、ブラウン運動、特殊相対論
1907  アインシュタイン 固体の比熱(これは量子力学の考え方を使ったものなので知るべし)
1910 ミリカン 電子の質量・電荷の精密な値
1911  ラザフォード 原子核 発見 原子モデル
1913 ボーア 水素原子モデル
1915 アインシュタイン 一般相対論
1918 ミリカン 光電効果の精密実験(うろ覚え)
1919 ラザフォード他 水素原子の原子核が陽子であると決定
1921   ボーアと他名 光量子否定の論文提出
1922 コンプトン散乱発見 ( ボーアらの光量子否定の論文はゴミ箱行き)
1923 ド・ブロイ 物質波のアイデア
1925 ハイゼンベルク 行列力学(ハイゼンベルク、ボルン、ヨルダンによる)
1926 シュレディンガー波動力学 ボルンによる波動関数の確率解釈も
1927 ハイゼンベルク 不確定性原理
1928 ディラック 相対論的量子力学(ディラック方程式からスピンや陽電子がでて)
1929 パウリ・ハイゼンベルク 波動場の量子力学(これが場の量子論の始まりらしい)
1931  アンダーソン・陽電子発見、チャドウィック・中性子発見
1935  湯川・中間子提案
ここらから第二次世界大戦のきな臭さが始まり戦中は物理学者が本来の研究が出来ない時代が始まる。ハイゼンベルクにしても湯川にしても軍事用の研究・開発に駆り出されたらしい。
1945 湯川中間子発見 Πと表記。湯川だから u-onでは・・・ならなかった。
1950 この年代以降は衝突型加速器が稼働し大量の新粒子(ハドロン)が発見され、ハドロンはバリオンとメソンに分類され、だ。そして、1960年代半ばにクォーク理論が登場し、素粒子の整理統合というか、分類というか成功。

ほんで実在とは何か・・・を簡単に整理しようと思ったが、ここでワタクシはチカラ尽きた(笑)

結論は、そんなの考えてもしょーがないし、考えたいならば死ぬまで考えろ、って事だ。

その過程で何がしかの影響がワタクシにあるかも知れないが、今の所は、すきにしーーーたまえ。

ワタクシは、どうせ人類は数千年先に消えると思うとる。未来永劫の生命はないのだ。それだけだ。生きている間に、ちみいらは すきなよーーにせーーよーー と。
ワタクシはそういう達観。どや。

生きている間に四苦八苦する。それが人生なのだよ。実在とは、おまいが生きている間にある(おまいにとっては)

というわけで、物理の分野では、どうもスッキリ・爽やかな世界はないというのが現実のようですわ。

どや。

つーかね、2000年頃に「エレガントな宇宙」というブライアン・グリーンの本がヒットしたのだが、著者は今後の10年でこの分野は画期的な進展を見せると楽観視。
しかーーし、それから四半世紀過ぎて、その画期的な進展ってあったのかーーい。

なかったのだ。超ひも理論は停滞して久しい。

量子力学の分野では2012年にヒッグス粒子が発見された。これで素粒子の標準模型に出てくる粒子は全て検出された。
2016年には一般相対論が予言した重力波が検出された。すばらしい。理論から100ねんだ。

このような科学技術での成果はあるものの、それは超ひも理論の成果ではない。ブライアン・グリーンの「エレガントな宇宙」の副題は 「超ひも理論がすべてを解決する」である。
おおぼら吹いて、大風呂敷を広げて、わっはっは。どや。

というわけでワタクシは素粒子論等の分野では停滞していると思う。華々しい発見があり、よっしゃー、ならばカネ出して高エネルギーの設備を作ろうではないか・・・という時代は過ぎた。
もう、カネがない。貧乏・金無しなのである。ちがーーう。

ビッグサイエンスと言われて半世紀以上か。もう、カネがない。というか、カネを出したらどうにかできる段階でもない。今の手法での科学技術の探求は飽和して、ドンづまったのである。

というのがワタクシの感想である。ならばどうするか。

それはね、やはり、ブレイクスルーを起こす天才の登場に期待するのみ。秀才はいくら集めても天才にはなれぬ。そこだで。知らんけどな。

で、上の本では 実在って・・・ ワタクシ、興味ねーーのです。さいなら

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2024年04月24日

C++ポケットリファレンス 第3版

なるほどなあ、C++の職業プログラマはこのぐらいをこなしているのか。ほえぇぇぇぇ。

今は第5版が出ているらしいが中古で上の買った次第である。C++の本はいくつか持っているがワタクシは使いこなせぬぞC++。 なんちゅーて。

ワタクシの趣味はコンピュータ言語の習得を試みる事である。習得しようという高望みは持たぬのである。どーや なのだ。バカボンのパパなのだ。

それはそれとして、上の本はc++17対応らしいが2024/04の今日ではコンパイラはc++17対応は普通であろう。知らんけど。
c++20ってのもある。VisualStudio2022 Communityでc++のPROJECTを作った際にPropertyを見たら C++14 がデフォになっていたけど。C++17, 20が選択可能であった。

他にC++極意560って本も読んだぞ。これは図書館にある。例題をDLしたものの本との対応は本がないとよーわからん。

てかね、上の本も例題はDLしたのだが、本との対応がいまいちなのだ。だって上の本は土地プルコードとしか書いてない。これがSample5-2 とかで5章の2節のサンプルであると分かるような記述ではないのだ。不親切な連中だな(笑)

これがね、出版社の戦略なのかどうかは知らないがワタクシ不満なのであるぞの。この手の本の中にはサンプルコードを一つのファイルにしているのもある。動作確認はそのファイルから必要な例題をコピペしてVScodeでも使って動かし球へ。
初めから一つの例題を一つのファイルにするような親切さはないのだ。だれが買うか、そんな本。図書館にあったから借りただけじゃパカタレ。売りたかったら工夫しろよな、本作りを。

中にはC++の本だがワタクシは中古で買ったのだが、それは出版社サイトから例題はDLできると考えていたからであって。ところが本が到着して初めの方を読むと「事情により例題のダウンロードは中止になりました」と書いてあったさ~。いやー、この本を書店が買った人は激オコかもなあ(笑) ワイは中古で買いましてん。どや。

まぁ初学者向けに親切な本作りをすれば売れるかも知れないが。中には例題のDLは初めから無しって本もあったりして。そういう本はな、買わない。まずは図書館で見てからですね。

しかし、ワタクシが思うに「C++でこれがしたい」という場合には上の本で探すよりGemini先生とCopilot先生に訊く方が早いぞの。

買う必要はなかったなあ(´・ω・`)

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2024年03月12日

これは欲しいという本がある場合に 買うな 買う前に図書館で読め

どうしてかというと買って本棚に置くと いつでも読めると思って実はまったく読まなくなる。そういう本がワタクシの本棚にはたくさんあるぞの(笑)
ま~昔はカネがあったので本屋でとっとと買って。買う前に内容を確認するのも面倒で。本題をけちるなや!!  がワタクシの信条であった。。。。(´・ω・`)

その後、貧乏・金無しの現在では図書館利用ですね。市内の図書館だけでなく近隣の図書館も利用できるのですね。遠いと行かんのですね。たまに自転車で行くのですね。

つまり、買うと読まない(笑) いつまでも本棚にある。そういうわけなので、これは欲しいなあ・・・・という本でも買わない。図書館から借りる。2週間で読了すれば良い。
そして再度読みたくなったら借りる。買うと絶対に読まなくなるからな(笑)

40年ぐらい前の本は資源ゴミの日に出して本棚を整理して本棚も捨てようかしら。うむうむ。邪魔だし。

ただ図書館にない本・雑誌はどないするか。以前は大きな本屋へ行って立ち読みしたが(笑)
トランジスタ技術とか図書館にはないし。もっともトランジスタ技術を置いてる近所の本屋が閉店したのでこれはくまった。新宿の紀伊国屋までいくと本は大量にあるぞの。。。。だれが行くかい。面倒だし。
最近はブックオフにも行かないなあ。コロナ流行る前はよく行ったが。漫画読みに。なにしろ立ち読み歓迎だったので。今はどうなっているかも知らない。漫画だけでなく専門書も少しあるのでたまにいくと面白かったなあ・・・・散歩がてら。

やっぱ大型書店はいいよね。いろいろあるからなあ。郊外にはあまりないなあ。

で? 

書店の閉店が続いているとの記事を最近見た気がするが、それは最近の話でもないだろし。本が売れない・・・・ってかね。ワタクシは買わないし。貧乏・金無しなので。つーか、まず小説等はまったく読まない。昔は小説も漫画本もよく読んだが、ある年齢から小説・漫画等はまったく興味なくなった次第である。
そういうものたで。今の漫画雑誌の価格も知らんもんねーーーーだ。これがな、昔はコンビニでも立ち読みが出来たのだよ。その頃は読んだぞ(笑) 立ち読みだけでは悪いなと思ってビール・つまみ等を買って帰ったが。

立ち読みこそコンビニ文化だあああぁぁぁぁぁ !!  復活せよ 立ち読み!!   なんちゅーて。

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量子力学は、本当は量子の話ではない 化学同人 2023/12


フィリップ・ボール 松井信彦 訳 本来のタイトルは英語で

Beyond Weird
Why everything you thought you know about Quantum Physics is Different

というものだろな。表紙に出ている。大文字で。Weird 奇妙な・・・・ 奇妙を越えて。ってかね。

で、量子力学は、本当は量子の話ではない・・・・・というのは釣りタイトルである。ワタクシは釣られたのである。コンコンチキ

本当は量子の話ではない、ならば何の話なんだよバカタレ!!  と思って読んだが量子力学の話ばかりであった。そりゃそうだ。
1回目の読了。これは2,3回は再読する予定である。図書館から借りたので2週間は手元にある。

ワタクシが読んで内容をどれだけ汲み取れたかはテキトー。とりあえずワタクシは次のように感じた。

量子力学ではシュレディンガー方程式の波動関数ψがシュレディンガーが理論を出した頃から問題になった。波動関数は何を表すのか。発明者のシュレディンガーは波動関数は電子の質量分布を表すと考えたが、波動関数は崩れて広がる。それだと電子がスイカぐらいの大きさになるぞアホタレ!  と否定された。ボルンの確率解釈が出てきて主流になった。ボーア一家が採用しボーアが量子力学の親分になったのは周知のごとく。
しかし波動関数の解釈はボーア一家の支配が強かった50年代までは異論も出なかったが50年代にボームの量子力学が出てコペンハーゲン解釈とは異なる解釈も出てくる土壌が出来た。エヴェレットの多世界解釈も出てきた。その後も新解釈は出続けており、波動関数の自発的収縮理論、Qビズムなどもある。解釈は数十とあるらしい。知らんけど。

で、著者はそれらすべてを Weird とくくっている。その Weirdから脱却するために量子力学を作り直すべきだ・・・という取るのか、そういう主張をしている物理学者を紹介しているのか、まあ今のところはワタクシは読みが浅い。
ようするに今の様々な解釈は Weird であり、そこからの脱却を図るには量子の理論ではなく新たな理論が必要だ・・・と言っているように感ずる。手がかりは情報だ。情報というと情報理論とか符号理論とか工学の分野では発展している。
地デジやスマホ等は情報理論・符号理論とデシタル信号処理のカタマリなのである。どや。

てなわけでワタクシの現状は波動関数ψについて次のように語るレベルである。

ψ
     お手上げの記号である。両手を上げて降参するの図(笑)

量子力学の Weird には お手上げなのさ~(あくまでも個人の感想であり・・・)

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2024年02月25日

実在とは何か アダムベッカー、吉田三知世、2021筑摩書房



ワタクシの解釈を述べる。実在とは 実(み)が在る ことなのである。
机の上にイチゴの実があるとしよう。実在(み あり) なのである。実に簡潔で誰もが納得出来るであろう。

実在とは何か。。。。 実が在るってそれだけのことなのに、なんでこんなダラダラと小難しい事を語るのだ著者は。アタマおかしいのではないか(笑)

以上、前フリね。量子力学や素粒子論の理論の理解はワイはとっとと放棄しとる。だって難しいんだもの(´・ω・`)
代わりにこういう入門書・一般書ほ読んで歴史的な話でも知ろうって事ですわ。

ウィーン学団の実証主義とかドイツ観念論とかの哲学的背景があってこその量子力学の発展なのだがな。昔のアインシュタイン・ボーアの時代は大学での哲学授業はあったらしい。
それで戦後は変わった。ヒトラー台頭の後でドイツから優秀な物理学者は米国に逃れた。数学者もだね。ユダヤ人、もしくは妻がユダヤ人・・・ヒトラーが迫害したのだった。
物理学の中心は米国に移った。そりゃヒトラーが優秀なユダヤ人物理学者、ユダヤ系学者を迫害したからさー。逃れる術がある連中は逃れる。

このような世界史的な背景もある。上の本では描かれている。興味があるならば読むがよかろう。

タイトルの「実在とは何か」 そんなの深く考えるなや(笑) そこに 実があれば 実在な。

そのぐらいの理解でいいぞ。これを考えすぎると貧弱なオツムはオーバーヒートしてあっちっちで郷ひろみ。なにそれ。

いや、 み あり(実 在り) と実在は概念としてまったく違うだろ・・・・というツッコミは無しね(笑)

posted by toinohni at 14:08| 東京 ☁| Comment(0) | 本等の感想なんちゅーて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月19日

量子力学の基礎 岸野・丸善 1990

  1990年の本。量子力学と書いてあるが場の量子論も含む。生成演算子・消滅演算子の話も出てくる。ま~頑張って読み給えよ、ワタクシ。なんちゅーて。
実は量子力学の入門書はいくつか読んだがイマイチ分からんのですね。考えると直ぐにドン詰まる。考えないとドンつまらない。だが、考えないでいられようか。知らんけど。

量子力学の教科書ではエルミート演算子が出てくる。入門向け・一般向けの本では出てこないだろう。出てくると教科書レベルだ。たぶん。
エルミート演算子の固有値は実数である。。。。 うむうむ。観測される物理量は実数である。。。うむうむ。量子力学は複素数の上に成り立っている。。。あららら、じゃあどうやって実数にするん?  
エルミート演算子の固有値が実数である・・・ならばハミルトン演算子はエルミート演算子なのか・・・とか思う。だいたいエルミートって誰やねん(笑)

「はじめての解析学」原岡・講談社BBの第8章に「量子力学」があって。フォン・ノイマンが「量子力学の数学的基礎」を作ったとか言うとーる。物理量 <—> エルミート作用素 という対応を示している。
ここらの説明は数ページに及ぶのである。

ようするに量子力学の教科書ではエルミート演算子が何の断りも突然出てきて、エルミート演算子と実数が関連があるようにワタクシは想像をしたのであるが、理解出来なかったのである。昔ね。
教科書って不親切だからなあ。丁寧に説明するとページ数が増えて出版社としては価格上げざるを得なくて・・・・ってかね。知らんけど。
よってに副読本が必要にる。出版社は教科書と副読本で商売繁盛!!  するといいわな。

結局、量子力学を理解しようとすると数学をかなり勉強しなければならぬ。シュレディンガー方程式を解析的に解こうとすると特殊関数のオンパレードだ。知らない数学がぞろぞろ出てきおってからに。
これの特徴的な本はパウリの「量子力学」である。かなり古い本であるが訳者が大槻義彦であった・・・うろ覚え。訳者の後書きで、読者はこの本が特殊関数の本かと勘違いするかもしれない、などと書いておーーーた。ま~パウリって量子力学創業者の一員だからなあ。賢いわよ。

物理を深く学ぼうとすると数学の御勉強は必須なのである。そういう地道な事をコツコツと出来ないワタクシは入門書・一般向けの本を読んで 分かったような気になる のが趣味なのである。
わかったような気になるだけで分かってはいないのである。結果だけ知るとかテキトーに雑学収集しているだけである。
もっとも上の本の内容は学部の1年間の講義に相当するものであろう。それをワタクシは2週間でこなそうというのである。どうしてかというと図書館から借りたからである。2週間で読破して内容を理解しようという 高望み を持ったのである。今日が1日めである。1日2時間、頑張ろう。
えいえい おーーーーー う ながしま。 なんやねん、それ。

posted by toinohni at 10:25| 東京 ☔| Comment(0) | 本等の感想なんちゅーて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする