50歳過ぎてから大学に入り直す芸タレ等、ま~芸タレに限らずだが。そういう連中は なんかしたい という思いがあるのだろう。別に大卒の肩書が欲しいわけでもあるまいし。
この なんかしたい 試みたい トライしたい チャレンジしたい って気持ち。それが大事なのであるよ。ま~そういう連中を相手に受験ビジネス・資格ビジネス等もあるわけであるま~す。
ま~すきにしたまーへ。自己満足を得る、それが人生においては大事なので~すだぉ。
そういうわけなのでワタクシも 学び直しするだぉ。ま~趣味の物理・技術の分野だけど。最近の疑問は電磁気学の静電場なのであるだぉ。電磁気学の教科書の初めの方に出てくる。基本中の基本である。ところがな、そんなの簡単じゃあ~んと思っていて自分で考えてみると、あらら、とドン詰まったものがある。ま~ドン詰まりを常と思へば不足なし。なにを!
例えば電験三種の基礎の問題でポテンシャル。電荷 Q,Qが2個距離d離れて置かれていてその中心から垂直な軸をy軸、Q,Qを結ぶ線をx独としてx=0の線、つまりy軸上の点P(0,y)でのポテンシャルを計算しなはれ。
これは単純に左のQが作るポテンシャルと右のQが作るポテンシャルを足せば良い。ポテンシャルはスカラー量である。なーーーん、電験三種ってカンターン!! という話ではない。
・ 次からが学び直しだ。Q, Qのうちの一つが -Qであるときはどうなるのか。
ポテンシャル足したらえーがな。足したら0ですねえ。あらら、ポテンシャルが0というのはどういう事だろか。ポテンシャルって電位であるぞの。Y軸上のポテンシャルが0ということはy軸上での電場はy成分は0だで・・・ うむ。そうなるな。
えーと、ポテンシャルを微分すると電場になるのでしたねえ。でもp(0,y)ではポテンシャルは0なのですよ、おおお、0を微分ってこれはまた どないしませう。 そもそも微分は連続関数なら微分できるのでして、点を微分するって、どういうことやあぁぁぁ。
というように久しぶりに自分で考えてドン詰まる次第である。どや。(笑) ま~このぐらいのレベルだとワタクシは正直に告白するのに躊躇することはない。どう愚脳だし。。。 なにを!
・ 次の学び直し -Q, Qの配置の問題でp(0,y)ではなく p(x,y)での電場はどうなるか。これはダイポールとして教科書には載っている。極座標を利用するのが便利であるとして極座標で計算する。ま~ここらは計算練習なのだろな。ただ近似を行う。d << r とする。つまりダイポールの間隔よりも距離rはだいぶ大きいのである。それでだいぶ簡単な数式が得られる。電場は r3 に反比例する。ま~ここらの数式は近似式がこれは単に計算練習か。近似を活用する勉強か。
そこだな。ようするに、このダイポールがどのように役立つというのかしら。そこの解説がなくダイポールは電場を図解して説明は終わりのが教科書なのである。気に入らん。
このダイポールは距離が電荷間の距離よりだいぶ大きい時の近似だが、ダイポールから遠いところで電場を求めて何のご利益がありますのでしょうか。知らん。
ようするに、これき何のためにやっとるのよさ~・・・・・という視点が教科書にはない。勉強のための勉強、練習のための練習といった感じがする次第であるさ~。どや。
・ 井戸型ポテンシャルでのシュレディンガー方程式の解析解 これもシュレディンガー方程式を解く練習なのだろなあ・・・とワタクシは思っている。量子力学の説明用の。どや。知らん。
だってこれ使って物質の特性の何が分かるってえのよおぉぉぉぉって疑問ね。
もう一つワタクシが感ずる不満というか、なんというか。教科書の計算は記号計算で終わる。それでは意味はなかろうに。数字が伴って初めて理論の理解が深まるとワタクシは信じるので~す。
もっとも大学では演習の時間というものもあって計算はたくさんやります・させられます、と思うで~す。電気系だと電気回路の演習っての時間があったぞの。微分方程式演習って時間もあったぞの。他にも何かあった気がするが忘れたぞの。
そこで独学の場合にも演習書が必須なのであるぞの。計算自体は電卓叩こうがwxMaxima使おうがPython使おうが すきになしはれー。その理論でこれこれはこういう値になるってものを知るのが大事なのであるぞの。
てなわけでワタクシの学び直しは、理論の結果の数式の次に数値計算してみますぅ。。。という事と、ダイポールにしても井戸型ポテンシャルの解にしても、その次はどないすんのおぉぉという事。
ま~ここらは図解と数式が必要なのでそのうち書く。あるいは、そういう解説サイトを探してコピペしませうかしら。
蛇足だが、何かを学んだらそれをベースにして疑問は広がっていくものである。ま~広がらない人は幸いである。悩まないで済むでぇ。どや。
知らん。