2025年01月21日

考えると直ぐにドン詰まるワタクシである 知っ寺~

「物質と光」ド・ブロイ 講演・論文集 岩波文庫 1970年頃 を中古で手に入れて読んでいるのだが、なかなかの分量があり1920-30年代の物理の量子力学の分野の状況が分かる。
1932年の講演・記事ではド・ブロイは「場の量子論は失敗だった」と書いておる。それは発散の問題を解決できないからであった。この問題は長くこの分野の研究者が 場の量子論は信用できないという思いを持つに至ったのである。
素粒子の入門書、一般向けの本を見ても素粒子論の研究者は場の量子論に対する不信感を持っていたと書いてあるものがある。それは1970年頃まで続いたようである。

というような話をしたいのではない。ド・ブロイは電子を波と結びつけようと考えた。光が粒子性と波動性を持つ事がわかった直後だ。電子も粒子性と波動性とを同時に持つ、光も電子も二重性という枠組みで捉えられるはずだ、というわけである。

そして電子の波は波長がλ = h/p という関係式で表せると主張した。その後にデビッソン・ガーマーらが電子ビームを使った実験での干渉縞から電子の波動性を検証した・・・となる。

ほーそれはそれは まさとし・まさとし・・・ ちがーう、めでたし・めでたし。

というように簡単に納得するワタクシではない。電子の波は波束であるという。波束は非常に近い波が無数にあると出来る。無数だ。有限の数だと波束はできても周期性を持つ。電子は1個なのに波束が複数あっては辻褄があわない。なので波の数は無数にあるのだろう・・・・として、それはどこから湧いてくるのか。それについては量子力学の教科書には説明はない。ド・ブロイも波束を持ち出しているが無数の波の出どころには言及していない。

そして電子の波は波束である、といいながら量子力学の教科書では波束は崩れるという説明もある。電子1個に波束が一つ対応するとして波束が崩れたら電子はどないなるのだ? 
波束が崩れるのは波の速度が波長によって異なるからで、これは分散という現象である。電子1個に一つの波束・・・・でありながら波束は崩れるという。。。。崩れたら電子はどないなるってーーのよおぅぅぅ。波束が崩れて広がったら電子がデカくなるではないかーーーーい!! 

てなわけで考えるとドン詰まる。もう一つドン詰まっているのは電子ビームの波が平面波になるという話だ。1個の電子の波長は分かる。そこから膨大な数の電子の流れである電子ビームの波が平面波であるという事をどのようにして導き出したのだあぁぁぁぁ コンコンチキ!!
 
というようにドン詰まったらチャッターズに訊くワタクシ。ところが最近のチャッターズはデタラメ回答が多々あり、しかもCopilot先生に至っては参照URLの表示も止めておるおる

Gemini先生の注意喚起
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ワタクシ、再確認したいので参照URLの表示ぐらいして欲しいのだよ、Gemini先生!!

chatGPT3.5先生の注意喚起
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確認するにはどうするの良さ、参照URLくらい書けっちゅーとるのよお。

Copilot先生の注意喚起
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どいなして確認せーちゅうのよさ。Google, Bing検索して確認しろってのか。だったらURLぐらい書けっちゅーーーとるとるのよ ワタクシわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ プギャァ!!

というわけでワタクシ最近はチャッターズに対して コンチキショー!!  なのであります(笑)

ちみいは コウメ太夫か?   

今のところワタクシはFirefox拡張機能のCoplilotの表示が好ましいのであるで~すだぉ。
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リンク付き、画像付きである次第で~すなのだぉぞの。おお、合せ技一本!!

Edge, CHromeの拡張機能にもこういうのあるのか。あったら試そうっと。

訊くは一瞬のクリック、訊かぬは痴呆への道!!   どや!   知らんけど。

だって にんげんだもの byニセみつほ

posted by toinohni at 08:42| 東京 ☁| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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