2006/05 第23冊 である。高いので買えず(´・ω・`) 図書館にあったので借りた次第である。
ワタクシは量子力学に関しては学生(工学部・電子)の時に授業に出て2回めで熟睡に入ったのである。講師は量子力学はこれこれという分野であり・・・とかの導入も無しい・・・あったのかも知れないがね、いきなり数式をずらずらと書き始めて説明するのだがワタクシはついていけぬのであった。半世紀ぐらい昔ね(笑)草 森 タンポポ
ま~選択科目だったので単位取れずでも卒業には関係なかったから救われたである。どや。
でね、その後に・・・就職してからだが・・・それも数十年してから、ふと量子力学に興味が出てきて入門書・教科書等を読んだのである。教科書だとエルミートとヒルベルト空間が必ず出てくる。ところが量子力学の教科書では誰がエルミート、ヒルベルト空間等を量子力学に持ち込んだのかを書いてない。そこがワタクシは気になったのである。なんで書かないのか。
小出昭一郎・「量子力学Ⅰ」裳華房 とかね
これはフォン・ノイマンが「量子力学の数学的基礎」という論文だか本だかで導入したのである、と1,2行ぐらいは書いても良さげであろうじゃんじゃん。
ま~なんというか量子論の一般向けの本を読んでいてフォン・ノイマンの名前が出てきたのである。ワタクシはフォン・ノイマンについてはノイマン型コンピュータという用語で知っている。名前だけね。数学者なのか物理学者なのか知らんかったのである。
というわけで図書館で見つけて借りたのであるが、ワタクシは高3。ちがーーーう、降参ですわ。ども すみませんでしたぁーーーー(笑)
これを読破できるのは理学部の学部上級生、院生レベルの数学の素養がある連中だけだろうよさ~。ワタクシは無理ぃであります、キリッ)
これの解説書とか副読本とかあるといいねえ。サイエンスライターの竹内薫が「ファインマン物理学を読む」って解説書を出していたからさ~。
「フォン・ノイマン 量子力学の数学的基礎 を読む」なんて感じで解説書を出したら売れるかもだぜ。。。。 ま~10冊ぐらいは売れるかもなあ。知らんけど。
ちなみに、この本は物理の本ではなくて数学の本ですから。勘違いしないようにね。
とりあえず通読はしようと思うのであります。なんとなくでも文化のかほりを感じたらそれでもいいのではないかと。
だって にんげんだもの byニセみつほ これな。登録してあるから出すの簡単なんで。
パカタレの鎌足!! これもな。登録してあるから(笑)
蛇足だが 序 に湯川秀樹が寄稿している。1957年 秋だって。そこの 3,4行に間違いがある。BohrとBornが逆だ。Bornの相補性の考えが根幹となって・・・・と書いておるおるのだが、相補性は Bohr が提案したのだった。
こういう誤記が第23版でも直っていないとなると、この本の読者は相当に少ない/少なかったという事が想像できる。みすず書房の編集も問題だがな。知らんけど。
どや。ま~間違いは誰でもあるさ~ だって にんげんだもの byニセみつほ なにを!