量子力学の教科書、「量子力学」小出昭一郎 突然、エルミートとかヒルベルト空間とかが出てくる。物理量は実数であり、それにはエルミートでなければ・・・とか言うのか知らん。
chatGPT3.5先生に訊いた。
そこだよ。そういう記述が小出昭一郎の「量子力学」にもあればよかったのだよ。
量子力学はハイゼンベルク、シュレディンガー、ディラックらによって構築されたのだが、それをフォン・ノイマンは数学的な視点で整理したのだ。という話だ。
一つのシュレディンガー方程式が一つのヒルベルト空間に対応する。エルミート作用素が物理量である・・・・てな話な。こういうのが小出昭一郎の量子力学に限らず量子力学の教科書には出てこない。フォン・ノイマンの仕事であるという紹介がない。気に入らん。どや。
もっとも物理では解析力学というものがあって、それはニュートン力学を別の視点から見て整理したものであるという事は書いてあり、ニュートン力学以上のものではないとか。
ラグランジュとかハミルトンとか出てくるで。
要するに物理理論は数学的視点で見直して整理すると良きかな・良きかな。ということにしておく。
数学的視点で整理したところで物理理論としては変わらず、ハイゼンベルクやシュレディンガーの理論以上の何かを得る事ができるものでもなかろう。ということで教科書では詳しくは書かないのかもしれない。