2024年09月27日

大相撲観測隊員日記 大の里ってのがいるぞ  なあぁにぃぃみつけちまったな

https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12136-3417977/

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「唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」

新大関の大の里(24)が昨25日、伝達式で相撲協会からの使者に口上を述べた。

9月場所は13勝2敗で自身2度目の優勝。三役で3場所34勝の好成績で、昭和以降最速となる初土俵から所要9場所での大関昇進を手にした。
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日体大・相撲部出身である。大関昇進までの最短記録である。らしいのである。
大学相撲出身での横綱は日大・相撲部出身の輪島(故人)だけである。半世紀ぐらい昔な。
その輪島は角界入りした頃は胸板が薄く幕内上位に上がれば上出来だろうと言われたようだ。つまり、体躯が貧弱。。ってかね。
しかし、輪島は角界入りして2,3年後には横綱に昇進した。北の湖と共に輪湖時代を昭和の52年前後に築いたことを知っているのは老人である。ワタクシである。
輪島は稽古嫌いとしても知られていた。だが、少し違う。力士がランニングをし、タイヤを引っ張って走り、という独自の練習をした。これが輪島の下半身を鍛え、持久力を鍛え・・・という効果があったであろう。
輪島より体躯がでかい後輩横綱の北の湖と対峙し大相撲の一時代を築いたのである。共に故人である。

その輪島より体躯は素晴らしい大の里。稽古不足が懸念されるかどうかはともかく、最大の懸念はライバル不在である。半世紀前の輪島・北の湖。切磋琢磨があるのは一つには強烈なライバルがいたからだ。劇画でいうと巨人の星だ。飛雄馬と花形満だ。特に花形満は星飛雄馬に勝つ事が野球の目的だった。優勝することではなく、ライバルの飛雄馬を打つ。ま~梶原一騎の想像力の賜物であるけどね。

輪島が引退した後、北の湖には次々と後輩横綱・大関らが挑戦してきた。二代目・若乃花、三重の海、隆の里、千代の富士・・・テキトーである。そういうライバルがいた。切磋琢磨せざるを得ない。
大の里はライバルがいない。琴櫻はウバ桜であり、豊昇龍は人相が悪いだけで強くはなく、貴景勝は引退した。問題はそこだ。
大の里が慢心したら怪我して終わりだ。緊張感をどう維持するか。師匠がどのような指導をするか。そこだな。知らんけど。

横綱・照ノ富士は限界に近い。満身創痍であるが休場と出場を繰り返している。出ると優勝するのでいいのだけど。だが、限界に近い。そこだでや・

大の里の他に2,3人が大関になるといいのにねえ。 ならんわ。

posted by toinohni at 15:40| 東京 🌁| Comment(0) | 日記もどき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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