ワタクシが中高大の頃に、なんか理解できんという科目はいくつかあって・・・たくさんあってな(笑) だいたい共通しているのはこれから何をやるのかもわからんうちに具体的な話が始まるって事だ。
量子力学が典型だわす。量子力学って何なのさ、どういう事を学ぶのさ・・・という導入過程をすっ飛ばして講師はいきなり微分方程式をずらずらと黒板に書きやがった(笑)
ま~ワタクシの愚脳は直ぐに熟睡モードに入りましたの(´・ω・`) どや。
これと同様に仕事をする上でも新人の場合にね、これからこういう仕事をするという説明がまずはあって欲しいものだで。たいていは説明はあるけどね。
法律の場合には丁寧な導入がある。技術者は知る/知っているかも知れない電波法では、この法律では電磁波は3THzまでの電磁波を言うって感じで用語の定義がある。用語の定義が曖昧では法律としては問題であるぞの。
同様に物理系においても用語の定義はあって然るべきだと思うのだが、そうでもないのが多々ある。物理学は法律ではないからなあ。知らんけど。
物理学者は優秀な連中ばかりなので用語の定義はなくとも文脈でキチンと判断できるのであろう。ワタクシのような愚脳はそうはいかぬ。よってに用語の意味がわからないとプギャァ―である。
さらに、技術文献等でも何の略語かも分からぬ記号が突然出てくる文章はムカッパラが立つのである。知っている人たちは問題ない。それはな、同人誌のレベルなのであって技術文書としても欠陥品なのだよ、コンコンチキ!! どや。
昔、かなり昔、インターフェース誌だったと思うが、専門用語は英語で書くべしと主張する人がいた。猪飼なんとかさんだったと思う。シーピーユーと書くよりはCPUと書く方が良いって話でもなかったがな。カタカナでもよいが同時に( ) の中に英単語を書けって事だった気もするが うろ覚えである。
とにかくな、ワタクシはCQ誌のハムの本の略語が、何の略語かも書かない姿勢には昔からムカッパラがたっておるおる。ま~、いちいち英単語も書くと字数が増えて出版社としては迷惑なのだわすってのもあるかもしれないがな。てなわけで、買わない。