1990年の本。量子力学と書いてあるが場の量子論も含む。生成演算子・消滅演算子の話も出てくる。ま~頑張って読み給えよ、ワタクシ。なんちゅーて。
実は量子力学の入門書はいくつか読んだがイマイチ分からんのですね。考えると直ぐにドン詰まる。考えないとドンつまらない。だが、考えないでいられようか。知らんけど。
量子力学の教科書ではエルミート演算子が出てくる。入門向け・一般向けの本では出てこないだろう。出てくると教科書レベルだ。たぶん。
エルミート演算子の固有値は実数である。。。。 うむうむ。観測される物理量は実数である。。。うむうむ。量子力学は複素数の上に成り立っている。。。あららら、じゃあどうやって実数にするん?
エルミート演算子の固有値が実数である・・・ならばハミルトン演算子はエルミート演算子なのか・・・とか思う。だいたいエルミートって誰やねん(笑)
「はじめての解析学」原岡・講談社BBの第8章に「量子力学」があって。フォン・ノイマンが「量子力学の数学的基礎」を作ったとか言うとーる。物理量 <—> エルミート作用素 という対応を示している。
ここらの説明は数ページに及ぶのである。
ようするに量子力学の教科書ではエルミート演算子が何の断りも突然出てきて、エルミート演算子と実数が関連があるようにワタクシは想像をしたのであるが、理解出来なかったのである。昔ね。
教科書って不親切だからなあ。丁寧に説明するとページ数が増えて出版社としては価格上げざるを得なくて・・・・ってかね。知らんけど。
よってに副読本が必要にる。出版社は教科書と副読本で商売繁盛!! するといいわな。
結局、量子力学を理解しようとすると数学をかなり勉強しなければならぬ。シュレディンガー方程式を解析的に解こうとすると特殊関数のオンパレードだ。知らない数学がぞろぞろ出てきおってからに。
これの特徴的な本はパウリの「量子力学」である。かなり古い本であるが訳者が大槻義彦であった・・・うろ覚え。訳者の後書きで、読者はこの本が特殊関数の本かと勘違いするかもしれない、などと書いておーーーた。ま~パウリって量子力学創業者の一員だからなあ。賢いわよ。
物理を深く学ぼうとすると数学の御勉強は必須なのである。そういう地道な事をコツコツと出来ないワタクシは入門書・一般向けの本を読んで 分かったような気になる のが趣味なのである。
わかったような気になるだけで分かってはいないのである。結果だけ知るとかテキトーに雑学収集しているだけである。
もっとも上の本の内容は学部の1年間の講義に相当するものであろう。それをワタクシは2週間でこなそうというのである。どうしてかというと図書館から借りたからである。2週間で読破して内容を理解しようという 高望み を持ったのである。今日が1日めである。1日2時間、頑張ろう。
えいえい おーーーーー う ながしま。 なんやねん、それ。