2023年11月30日

ド・ブロイの物質波について考えるワタクシ どーーや

「物質と光」岩波文庫の中古をAmazonで手に入れた。ド・ブロイの講演集である。ド・ブロイはフランスの物理学者であり量子力学に多大な貢献をした。1929年にノーベル賞を受賞したのだった。
量子力学の教科書ではド・ブロイ波は波長がλ = h/p = h/(mv) であると出てくるが既にアインシュタインが光子の運動量を p = h/λ と出しているのでλとpを入れ替えたと書く本もある。が、違う。
興味があるならば「物質と光」を探して読むがよかろう。今、ワタクシは本の内容を詳細に語るほどの時間はない。

ワタクシは物質波を高校物理で知った。だが、そういうものがあるのだねえぐらいであり真面目に考えた事はなかった。ワタクシの高校物理から半世紀ぐらい過ぎた今、時間が豊富にあるので ものを考える のが趣味になったのである。

ワタクシが物質波、これはド・ブロイ波と書く本もあるが何か違和感を持っていた原因は何か?
ワタクシはその詳細をここで述べるわけにはいかないが、簡単に言うと何かがド・ブロイの発想からズレて進んだ、というものであろう。

「物質と光」の中でド・ブロイがノーベル賞受賞時の講演の賞がある。そこを読むとアインシュタインが出して光子の運動量 P = h/λ を右から左に読んだという説明は間違いであるとわかる。
数式上は間にpとλを入れ替えた形ではあるが、そう単純な話ではない。

ワタクシが持つ違和感はド・ブロイの発想とは違う形でド・ブロイ波が量子力学に取り込まれていった経緯にある。
そこらを「物質と光」を読んでいて悶々としても~も~したりしていてワタクシは次のサイトを見つけたのである。
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/09/KOJIMA_Chieko_2021-27-1.pdf

 

image

URLから日大だとわかる。わたくしが あほのにちだい と悪口書いてある、その 日大である。日大の三バカトリオはパカだと思うのだが、優秀な教員・学生は多々おるのである。
でも偏差値低い高校生が進むのが あほのにちだい であるとワタクシは捉えているのである。そりゃ優秀な高校生は国公立に早慶等に進むであろうからねえ(笑)
とにかくあほの次第が国内には多すぎる。そして学生数も確保できずに消えていくかもしれない私大もあるらしい。学生数を確保するためにアポの高校生も受け入れる・・・というのはある意味では良いかも知れない。ただし、入学後にキチンとした指導・教育をすれば、という条件付きである。
あほの私大ではFランと言われる私大では入学後に中学のレベルから指導・教育する大学があるらしい。それでいいのである。そうすべきなのである。アポなので大学の授業にはついていけぬ。先ずは中学レベルの復習から始めるべ゛きである。
それさえもやらず授業についていけず退学する学生を多数出しては教育の意味がないのである。

日大の事ではないからな(笑) 知らんけど。

で、日大は三バカが あほのにちだい を晒し続けているのであるが、それはそれ。上の論文は別問題なのである。上の論文は読むに値する。素晴らしい。

で、これからはワタクシの雑学を披露するのである。ワタクシの偏見・誤解もあると思うので鵜呑みにはしないように気をつけたまへ。
ド・ブロイはパイロット波というものを考えたがハゲでデブで性格の悪いパウリにこてんぱんに批判された。結局はボーア一家のコペンハーゲン解釈を採用するに至った。
だが1950年代にボーム量子力学が登場した。ボームは米国大学でマンハッタン計画という悪魔の原爆を率いたオッペンハイマーの学生であった。その後の米国でのレッド・パージやオッペンハイマーやボームの不幸な経緯の詳細はワタクシは記述するのは差し控える。
ボームは米国を追放され、ブラジルでの数年を経てイスラエルに渡った。そこでアブラハム・ボーア効果と呼ばれる現象を発見し、電磁気学に再考を強いるのであった。
そのボーム量子力学では電子は波であり かつ 粒子である。まるでド・ブロイのパイロット波の復活である。
ただ、現在ではボームの量子力学は正しい、コペンハーゲン解釈も正しいとされる、とエライ人が言うとる。
そこにド・ブロイの理論が成功したという記述はない。
アインシュタイン、ボーム、シュレディンガーはコペンハーゲン解釈とは異なる量子力学を構築しようとして成功しなかったがボームは成功したのである。とエライ人が書いている。
ワタクシはボームの理論とド・ブロイのパイロット波がどう違うかを詳細に説明できる技量はないと明かさずにはいられない。

シュレディンガー方程式の波動関数の解釈は何十とあるらしい。そして、どれも実験結果を説明できるとか。ならば、ものごとは至極  簡単ではなかろうか。実験を説明できる仮説が何十もある・・・ それってものすごーーく単純な話が背後にあるのではないか。知らんけど。

量子力学基礎論という分野があるそうだ。解釈問題を熟考するのだ。コペンハーゲン解釈だって一枚岩ではない。ハイゼンベルクとパウリとボーアが同じ考えだったわけでもない。少なくとも温度差があった。そういう事だ。知らんけど。

といったところで、ワタクシはド・ブロイが持った初期の電子の二重性が量子力学の発展とともに消えてしまった・・・というところが違和感の原因であると考えるに達したのである。

「物質と光」 組めども尽きぬ泉のようにワタクシの愚脳を刺激するのである。

なんちゅーーーて。 だって にんげん だもの by ニセ講師

posted by toinohni at 13:46| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください