2023年11月13日

電線のエネルギーはどこを伝わるか 電線の雀がな・・こらこら 電線音頭か

この手の疑問を持つ人は多々おるようだ。詳しくは知らんけど。検索したら次のを見つけたのである。ってか、何度も書いているけど(´・ω・`)
http://www.osssme.com/doc/funto105-no360.html
エネルギーは導線の外部を伝わるらしい・・・というのが結論みたいで真面目な考察のサイトもある。次だ。
https://note.com/hydraenids/n/na6a4efa5e0b9

さらに松田先生のサイトらしいのもある。
https://jein.jp/jifs/scientific-topics/487-topic8.html

しかーーーしワタクシは別の疑問を持つのである。こういうことだ。
 ポインティングベクトルの方向が導線の内側になる

  うえで言わんとしている事は、導線の長さをL,両端電位差を ⊿Vとすれば電場は ⊿V/L。半径をaとすれば表面の磁界は I/(2πa) である。
よってに S = E×H = ⊿V/L × I/(2πa)  である。これは単位面積あたりのWだから表面積をかけると ⊿V/L × I/(2πa) × 2πaL = ⊿V×I  ----- オームの法則での損失ですね。
つまり表面からエネルギーが中心部に流れジュール熱に変わるということだ。

で、疑問はどうして表面だけを考えるのか?  そこなのですね。導線内部にも磁界はあるのではないか。。。。ここ、何も考えずに導線内では磁界はゼロだとしているのだが、どうして磁界がゼロなのか。磁界は微小電流によって生じる。ビオ・サバールの法則がある。その微小電流が作る磁界は断面全体で考えると導線内では打ち消し合う・・・・とワタクシは勘で捉えた。だが、本当にそうなのか。断面が円でなかったら導線内に磁界があって当然だな。まてまて断面が円であっても本当に磁界は打ち消し合ってゼロになるのか。
ここはGoogle Bard先生やBingチャット先生に訊くしかないぞの(笑)

Bard先生の回答はデタラメっぽい(笑)そこに図が出ているが円形導線の内部磁界の図ではないし。Bard先生はデタラメ回答が多々あるからなあ。

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Bingチャット先生はどうか。
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導線内に磁界が生ずると言うとる。だがこの説明は無理がある。導線の中心から半径rの断面を流れる電流を考えているが、その半径rの外部の電流からの寄与を考慮していない。要するに導線全体ではどうなるかに言及していない。
質問を変えてみよう。

さらに質問したが゛Bingチャット先生は導線内にの磁界は上の式で表せるという回答ばかりであった今回は放棄。

ここで導線内にも磁界があるとなるとジュール熱に変わるポインティングベクトルを表面積だけで考えるのはあかんてば(笑) 断面積全体を考慮せねばならなくなるぞ。

さーて。導線内に磁界はできるのか出来ないのか、どーだ?     知らん。

そのうち解説を探す。きっとあるだろう。

ところで疑問は他にもあってね。電圧源からポインティングベクトルは負荷方向に向いて生ずる。それは空間に分布しておるおる。それで導線では表面から導線の中心に向く方向のポインティングベクトルもある。そもそも右方向のポインティングベクトルが負荷抵抗に吸い込まれるってあたりがイマイチ分からんのだ。
ま~ここらはファインマンもコンコンチキと言っていたようだからワタクシが理解できないのもしゃーないのお。ファインマンは“crazy” theory と言ったそうだが。ワイの解釈ではコンコンチキなのだ(笑)

電磁気学はムズカシあるね、これ。ワテのIQ88では無理あるよ、これ。も~も~断念するあるか

posted by toinohni at 07:53| 東京 ☁| Comment(1) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
導線内に磁界があってポインティングベクトルがあるとしても結果は同じになると気づいた。導線内の半径rの断面積に流れる電流は r^2/a^2 だから。全体では r = a となるのでして。結局は表面だけで決まる。
問題は導線内に磁界があるかどうか、だがね。これは検索して解答の一つはあるのだがワイは納得できないのである。別途 書こう。
Posted by といのに at 2023年11月13日 10:25
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