ようけ 屁理屈を垂れるもんだな(笑) ワタクシは哲学入門とか、この手の本とか読むと、屁理屈屋の本であると捉える。哲学だって屁理屈さ~(´・ω・`)
この本では先生と学生二人。男女だ。この男子学生・・・・これはワタクシレベルだな。良く、浅はかですねえ、最低ですねえ と先生に言われる。そりゃ俺だわって気になる(笑)
初めは屁理屈屋の本だろ、どうせと思っていたのだが面白いので読み進んだ次第である。これで無限論について何か理解したかというと理解しとらん、だってワタクシ 浅はかで最低で愚鈍なんですもの・・・・モーモー自虐史観。
だが、無限についてワタクシが考えていた疑問等がその男子学生を通して解消された・・・ということはなくてな。
考えるヒントにはなった。
以前に講談社BBの本で無限を扱う本を2,3冊は読んだ・・・気がする。昔だ。この本も1998年だから昔だけど。
カントールの1対1対応とか、ヒルベルト・ブログラムとか。ゲーデルの不完全性定理とか言葉は知っている。内容は知らん、どーーよ。
無限にも種類があって濃度なんて言葉を発明しやがったでござりますぜ。(笑)
ゲーデルの不完全性定理は、量子力学でのハイゼンベルクの不確定性原理というものを連想する。数学でも物理でもドンピッシャ、スッキリ、スカッと解明だあぁぁぁ!! というものがない領域があるようだ。ともに1930年代前後で時代は近いと思うである。
無限に対する興味の初めは高校の頃に知ったオルバースのパラドックスだ。物理の先生が紹介した。宇宙はどうして暗いのか? って話だ。
ワタクシは何がパラドックスなのか分からなかった。晴天で月のない夜に夜空を見たことがあれば誰でもわかる。見えるだけの星しかないのよ。どうして暗いのか・・・・見えるだけの星しかないのだから当然じゃん。ちゃんちゃん。
宇宙は無限であり星の数が無限にあるという前提で、夜空はどうして暗いのか? という疑問らしいのだが、星空を見れば一目瞭然!! 見えるだけの星しかないのよ、ちみい。星が無限にあるという考え方が間違ってるんだよ、ちみい・・・・ (笑)
ただ、そのときにおぼろげながら数学の無限と物理の無限とは意味合いが違うのではないか、と勘づいた気がしている。
物理では膨大な数を無限という場合があるが、数学の無限は膨大な数・・・ではない。なんちゅーーーて。
まあなんというか、1,2,3,たくさんだ 無限大だ!! どーや。これワタクシの発想。
いや、なんといっても 浅はかで最低で愚鈍な男子学生は ワタクシの仲間あああ 仲間由紀恵は貧乳、ワタクシは頻尿 !! こらこら。。。 いや、さっき「トリック」みたもので
この本は数学の本ではない。数学哲学の本である・・・らしい。ようするに屁理屈屋の・・・・ こらこら。
ここら別の入門書も読んでみよう。講談社だけでなく出しているだろ、この手の本は。
ところで別の本でℵ(アレフ)という記号が出てきた。次の計算例がある。
ℵ0 アレフ・ゼロ と読む。
ℵ0 + ℵ0 = ℵ0
2 ✕ ℵ0 = ℵ0
ℵ0 ✕ ℵ0 = ℵ0
すごいですねえ、無限大の計算ができるんですねえ。しかし、この等号はなんだろな。
意味としては無限大と無限大を足しても無限大、無限大を何倍しても無限大、無限大と無限大を掛けても無限大 ってかね。 加算と乗算については意味わかる気がする。
だが引いたり、割ったりはどうするのさ?
ℵ0 - ℵ0 = ℵ0 なのか? それとも ℵ0 - ℵ0 = 0 なのか?
割ったらどうなるんだ ℵ0 / ℵ0 = ℵ0 なのか ℵ0 / ℵ0 = 1 なのか?
無限大は足したり、掛けたりはできるけど。引いたり、割ったりはできないっちゅうのか。
さーどーだ。 だが、物理の量子電磁気学では無限大から無限大を引いて有限な値にしておるぞ。引くと有限になるんだ。うむうむ。ホンマでっかね(笑) くりこみ理論ちゅーてな。
てなわけで、この本は図書館にあるので何回か読もうと思う次第である。2週間で返却してだね、読みたい人がいるだろし。たぶん。