ウソですね。2つの粒子ではなくて2種類の粒子ですね。2つと2種類は意味が違いますね。世界がわかる、の世界は地球の世界という意味ではないですね、自然の世界という意味ですね。タイトルで釣りたいのですね。ワタクシ釣られましたね。
小さく、量子力学から見た物質と力 と書いてありますね。ここでは低温での話がメインですね。
と、いうわけでワタクシがあまり知らなかった低温での物理の話が後半を占める。ワタクシはボーズ粒子に関しては勘違いしていた。2種類の粒子とはフェルミ粒子とボーズ粒子であるが、電子はフェルミ粒子、光子はボーズ粒子と覚えていた。そして光子は量子電磁力学、すなわち場の量子論の中ではチカラを媒介する素粒子である。光子はスピンが1である。ボーズ粒子である。
よってに、チカラを媒介する粒子はボーズ粒子だと思っていた次第である。
だが、スピンが1/2, 3/2, 5/2…のように半整数なのがフェルミ粒子(以下、フェルミオン)、スピンが1,2,3…のように整数なのがボーズ粒子(以下、ボソン)なのである。
物質粒子がフェルミオンでチカラを媒介する粒子がボソンであると勘違いしていたワタクシである。
水素原子は陽子のスピンが1/2, 電子のスピンが1/2なので合計してスピン1なのでボソンなのである。どーや。
この本で知ったのはボーズ・アインシュタイン凝縮、超流動、超電導といった極低温での物理・・・の名称である。そこら興味なかったものでして。
ボーズ・アインシュタイン凝縮は1925年頃にアインシュタインによって提案されたらしい。実験でボーズ・アインシュタイン凝縮が確認されたのは70年ぐらい後の事である。冷却技術が向上したからである。絶対零度に近い温度まで冷やすさ~。それは寒いさ・・・というレベルではないざー。
てなわけでワタクシが馴染みのないボーズ・アインシュタイン凝縮、超流動、超伝導といった用語を知っただけでも収穫はあり、だ。雑学レベルでも、断片的でも、知識はある方がよいのさ。
しかし、この本は縦書きである。横書きにしてくれたまへーーや。科学の本だぞ。数式が少しは出てくるだろし、用語として英語も出てくるで。横書きが適しているだわ。
講談社には横書きにすると売上が上がらないという信仰があるのかい?
よってにワタクシは科学入門書は工学社の横書きの本を買ったり読んだりするだす。
科学の本を横書きにできない講談社ってアタマが苔生えた編集ばかりなのかいと悪口を言いたくなるわなあ。
本屋みると中には横書きもあるようだけどね。上の本は2019年で縦書きだぜ。ワタクシはKBBが縦書きならば買わないす。。。。
40年ぐらいでKBBの本は200冊ぐらい買ったのだぜ。。。80年ごろからな。古いのは捨てたけど。縦書きなのに異ィィ…・横書きであるといいのにいぃ・・・・・といのにぃ・・・
そこからワタクシの「といのに技術(もどき)雑記」が生まれたある(ウソ)