2021年08月18日

素粒子の話 考えてはダメだ、ドン詰まるだけだ  そーーなんだ

「クォーク2」南部陽一郎・KBB, 1998年
「ここまで分かってきた素粒子の世界」京極一樹・技評 2008年 タイトルはうろ覚え
「現代の物質観とアインシュタインの夢」益川敏英・岩波、1998年

こういった入門書を読んで素粒子の種類は知ったし、発見の歴史的な流れは知ったし、理論的なことに関してはシッタカを発揮する事もできる。次のように。

素粒子論は相対論的場の量子論を基礎としたゲージ場の理論で記述される。
SU(3)×SU(2)×U(1)のゲージ理論である。
指導原理は次の3つである。
・ローレンツ不変性
・ゲージ不変性
・くりこみ可能

というようにシッタカを表明しただ(笑)。だが、考えるとわからないことばかりだ。そもそもクォークの質量をどのようにして計測するのだ? 京極の本では散乱断面積から求まるという趣旨の記述がある。それは陽子、中性子に高速の電子をぶつけて散乱を観測する・・・ということであろう。だが、それで求まるのは u, d だけだ。第2, 3世代のクォークはどのようにして質量を求めるのか。
ハドロンの中で安定しているのは陽子、中性子であり、それらをターゲットにして高速電子をぶつけるというのはアリだろな。。。と思う。では、他のクォークはどのようにして質量を求めるのか。ハドロンに高速電子をぶつけて散乱断面積を・・・という事はありえないだろう。ハドロンの寿命は10のマイナス8乗、23乗とか極めて短い。電子をぶつけるってどうすんだ、それで散乱断面積が出るのか。

というようにワケワカメ、ここらは実験屋のレオン・レーダーマンのような人が入門者向けに解説本を書いて欲しいところだね。なんちてね。

他にもスピンってなんだ? って思うものね。スピンの導入は異常ゼーマン効果を説明するために考え出されたのだった。地球の自転になぞらえた。だが、なぞらえたのであって、それだけだ。イメージを持つことができない。量子力学的な何か、だからだ。
とは言え、半整数である、整数である・・・とか言う場合には、例えば電子は1/2であるが、5/2である粒子は何か。光子は1であるが3である粒子は何か、というように具体的な紹介がないとワタクシはわからんのですね。
なんとか古典的な何かになぞらえないとワタクシは理解困難なのであーーーる。スピンが10のボソンって何?   スピンが3/2の粒子って何?   そこらの具体例がないとワタクシは連想もできんのであるぞーーーー。
というわけで、今、ワタクシがカネがあるならば・・・家庭教師を雇いたい(笑)

ワタクシの夢・・・・ 大金を手にして家庭教師を雇う事。
昔、アインシュタインは学業成績が良くなくて、大学卒業したが研究者として大学に残れず、学生結婚したので妻子を食わせねばならず、家庭教師したりフリーターしたりだったようだ。その後にスイスの特許庁に職を得たとかいう。ワタクシが大金を持っていれば、そのような優秀な学者の卵を家庭教師に雇いたいのである。
つーか、大金持っていれば都内のマシな大学の院生を家庭教師に雇うで(笑)

これって新たな家庭教師ビジネスにならんか?  何も受験等が対象ではないで。これだな、金持ちが家庭教師を雇いたい。。という需要はある…気がする。ないかね。カネがあるとカネを使う事か楽しくて勉強などするかねってかね。うーーむ。そうかもなあ。

かといって質問サイトを利用する気はない。あれは10年ぐらい前に呆れて放棄した。バカが回答するからな。
有料の質問サイトがあるかないか、だな。探すか。。。ってか、カネがかかるなら利用しないんだもん、ワタクシは(笑)

posted by toinohni at 15:46| 東京 ☁| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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