「Westworld」40年以上昔の映画では ユル・ブリンナーが出てきた。ハゲのガンマンで西部ワールドで客に毎日ドッキューンと撃たれていた。撃たれてもロボットなので夜に修理して行動履歴は消去して翌日はまた同じようにトッピューンと撃たれる。ロボットだからな。
で、そのロボットが狂い始めパークの人間を皆殺しにするのだった。怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。
2016年に米国で「Westworld」というドラマが作られた。デロス社がパークを経営するが、パクのロボットはホストと呼ばれるアンドロイドである。農場主の娘のアンドロイドのドロちゃんが主人公で、ドロレスというのだが毎日のシナリオどおりの行動、そして夜にリセット、そして翌日に同じ行動・・・と客のために繰り返すのだったが、次第に自我を得るようになった。
映画の「Westworld」ではロボットが狂い始めたのだが、ドラマ「Westworld」ではアンドロイドが自我を持つように設定された。ドロちゃんは自我を持つようになると・・・だんだんと凶暴化して人間を殺しまくるのであった。怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。
まあ米国映画だからバイオレンスは日常茶飯事で、ドッギュドッギュンと銃で撃ち殺されていく。ドロちゃんはホストであるアンドロイドもドッピュドッピュと殺し、人間もドッピュンドッピュンと殺し、凶暴化は進展していく。まあ狂ったといえる。怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。自我を持ったドロちゃんが凶暴化していく過程は人が狂っていく過程の再現でもありますねえ。そだねぇ。
米国映画はこの手のバイオレンスは得意だ。ターミネーター見ればわかる。ドッピャン、ドッピュン、ドッカーーンは日時用茶飯事である。そういうの米国人は好きなのだろう。未だに銃規制がゆるい国だし(笑) 笑う場合ではないけどな。
米国の成り立ちを考えると個人が銃を持ち自分で自分を守るという体質はワタクシは理解できる。野蛮である国であるが野蛮であるのは伝統である。そもそも英国の支店であった米国だが、その英国が戦争の歴史である。ついでにいうとヨーロッパは戦争の歴史である。周囲と戦うことしか考えてないぞ、あいつらは。。。そういう世界であった。そしてのその名残が遺伝子として米国に残っている。
で?
ところがロボット、SF映画もターミネーターやウェストワールドのようなバイオレンスばかりとは限らないのである。テキトー。
「ショートサーキット」という映画はロボットものであるがコメディの要素がある。これは楽しいぞ。
1986年公開の名作が蘇る! ロボット版“E.T.”とも言えるSFエンターテインメントの傑作!!
とGyaoで宣伝している。Gyaoでタダで見るコトができるのである。しかし、ワタクシはDVD買って観た記憶がある。ちがーーーう。その頃はDVDはなかったのでビデオレンタルであった!!
ドッカーンドッカーン、ドピュドピュと破壊と殺人のバイオレンスものばかり10日間で15枚ぐらいのDVDを観た後で、ショートサーキットのようなコメディSFを見ると気分が和むである。
では、このような作品は日本でも作られる、作られたのか? そこだな。カネかかると作れないのだろな(笑)
しかしワタクシは「ロボじい」という映画を観たである。Gyaoだったか忘れた。日本のロボットものである。ワロタ!! いいのだ、それで。コメディですから。
ターミネーター、エイリアンのようなバイオレンスものばかりでなく ショートサーキットのような楽しいロボット映画も作る米国映画産業ってのは尊敬しますばい。
日本も作ってちゃぶだい。「ロボじい」の次は「わたし、メイド」とか(笑) メイドロボットの映画を作るのだ、どうよ。 だれが見るかいバカタレ!! いや、ワタクシは見るぞ。