https://www.afpbb.com/articles/-/3307761
【10月2日 AFP】宇宙が誕生したビッグバン(記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪">Big Bang)から間もない頃に、超大質量ブラックホールの「宇宙のクモの巣」にかかった6つの銀河を発見したとする天文学者チームの研究結果が1日、発表された。謎多き超大質量ブラックホールの生成過程の解明に一歩近づく可能性があるという。論文は国際天文学誌アストロノミー&アストロフィジックス(記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪">Astronomy and Astrophysics)に掲載された。
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興味のある人は上のURLのサイト記事を読むがよかろう。わしは興味はないようであるようで、まあどうでもいいわん。
昔、1980年代半ばに宇宙の大規模構造が発見されて、おお・・・おおおおおーーー、宇宙は一様であるというアインシュタインの妄想が成り立つのだなあと感心したことがある。
アインシュタインは1915年に一般相対論を発表し、その後にいつだったか忘れたが宇宙原理というものを唱えた。
*** 宇宙に特別な場所はない、中心もなければ縁もない。等方一様である。 ***
しかし、ワタクシはそのころ、そんな馬鹿な話があるか。アインシュタインは快晴で月のない夜に星空を眺めるというロマンティストではなかったのだな。夜空をみれば等方一様ではないことぐらい一目瞭然だがなや。バカなのか、アインシュタインは? (笑)
さらに観測が続く。わかったのは天の川銀河、アンドロメダ銀河等が局所銀河群を作るという事だ。そして、さらに大きな銀河の集団として銀河団、超銀河団と発見が続いた。
等方一様は出てこないぞ、アインシュタイン君!! どーしたのーかーなあぁ(笑)
ところが宇宙の大規模構造がわかるスケールでは宇宙は等方一様である・・・と考えるしかない。アインシュタインの妄想は当たりだったのだ。こういう妄想を・・・いや、勘が働くというところにアインシュタインの非凡さがある。
ワタクシのように夜空みたら等方一様ではないので却下!! って発想では物事を解明する事はできぬのである。わいは物理学者に向かないのであった。(笑)
ところでブラックホールだが。もはやその存在はありふれていて、しかも大質量ブラックホール、中質量ブラックホール、小型ブラックホールとかの分類もあるようだ。規模のレンジが広いですわ。
そうであれば、μ・ブラックホールもありうるのではないか。てな妄想をしたりして。
こういう妄想は例えばヨーロッパのCERN近郊では、ここで小さなブラックホールを作るんですって・・・。ブラックホールが出来たら私達みんな吸い込まれて死んじゃうのよ、実験ハンターーーイ!! という連中を生み出す。テキトー。いや、実際にいたらしいが(笑)
言いたいことは80年代にはブラックホールはあるらしいぞ・・という話から、2021年ではブラックホールの種類までわかりさらに研究が続いているというレベルギャップ。
実験科学は発達するのである。そして、その理論は1915年のアインシュタインの一般相対論が基礎である。こんな理論が何の役に立つのか・・・と当時は思われたろう。工学的な応用は皆無だったし。
しかし、一般相対論は100年以上生き延びている。宇宙論で活躍し、GPSでも役立っている。たぶん。いまでも科学の最先端で活用されるというのは驚きである。
さらにいうと、一般相対論の数学はリーマン幾何を使う。リーマン幾何は非ユークリッド幾何である。それこそ、何の役にも立つまいと思われていた数学である。
何の役に立つのか・・・・非ユークリッド幾何に群論。群論が素粒子論を駆動してきた/している。リーマン幾何を使う一般相対論が宇宙論の研究を駆動している。
昔の天才の妄想・・・もとい、勘というものに驚くばかりである。
こんなもの何の役に立つのか? と思った時はワタクシはとりあえず妄想してみることを心がける次第である。ひょっとして 勘 が鍛えられるかも知れぬ。もっとも勘を形にするためには相当な勉強をしないとならんのですね、これシンドいのでやらんと思う(笑)
以上、ワタクシの しったか自慢を終わるばいm(_ _)m