素粒子論の入門書等でパリティについての説明を読むとですね、図解入りでなかなかわかりやすいのだけれども、どうしてそれが対称性があると言えるのか?
電磁気の場合は山田克也の「はたして神は左利きか」でも一次コイル、二次コイルを用いた電磁誘導が実像と鏡の象とで同じである、という説明がある。
そりゃ、その図で二次側コイルの電灯が点灯するという現象は同じだけど、鏡像では実像と違うところがあるんだがなあ。
ワタクシはそこに引っかかって、結局、対称性ってなんだよって感じでワケワカラン。
鏡の中の象は実際には起こらない・・・場合には対称性はない、パリティは破れていると言う。
「クォーク2」南部陽一郎 で、スピン右回りの粒子を鏡で写したら左回りになる。自然は必ずしも対称性を守らないのだ、と書いてある。
これはニュートリノが左巻きスピンしかなく、反ニュートリノは右巻きスピンだけであり、という話と関係する。左巻きスピンのニュートリノを鏡に写したら右巻きスピンになるが、右巻きスピンのニュートリノは存在しないのでパリティは破れている、と言うわけだ。
そこはそうなんだが、そういう例で考えるとね、じゃあ、直線電流に右回りに磁場ができるが、鏡に写したら左回りになっとるぞ。直線電流に対して左回りに磁場が出来る法則はないので、これは対称性は破れているだろに・・・・と思う次第である。
さらに、ローレンツ力を考える。磁場中を電荷qの粒子が速度vで運動するときに、実像で曲がる方向と鏡に移った象では曲がる方向が逆だ。実像ではローレンツ力が成り立つが鏡の象ではローレンツ力ではチカラの方向が曲がる方向と逆になるのだ。ようするに、鏡の象の現象は実際には置きないのだ。だから、対称性は破れていると思うのだがなあ。
ところが強い力、電磁相互作用ではパリティは守られていると書いてある。
というところを調べると入門書では図解でわかりやすいのだが、教科書レベルになると図解ではなくて数式で解説が始まりやがります(笑) ワイは図解でないと受け付けん、キリッ)
この問題ともう一つSU(3)の群論でカラーチャージがR,G,Bの時にグルーオンの数が8種になる・・・ってところ。ワケワカラン。どういう計算するとそうなるの?
これも入門書ではバリオンやメソンの八重項が出てきて。その時点でもSU(3)があぁーーとか言うとるし(笑)
クォークは6種類あるのだからSU( 6)の理論になるのではないかとテキトーに想像したり。
ところが標準理論は SU(3)×SU(2)×U(1)のゲージ理論であると言うとるのである。そこからどうしてクォークが6種類になったり、18種類になったりするのさ?
てなわけで、入門書を読んでワケワカメな二大疑問として上の2つがある。疑問の大中小でいうと、中とか小とかも多々ありましてね、えーえー。
こりゃ、やっぱ、来年は大学受験すっかね、理学部のある大学に・・・ 誰がカネだすねん? 年齢制限ってものがあったりしてな(笑)受験は可能だが合格は成績次第ですってか。。。 そりゃ、そうだ。
しゃーねーので放送大学の講義でタダで視聴できるものを探そうっと・・・・
あれだな、質問サイトだな、質問するか。。。 しねーーよ。10年ぐらい前にこりた。