2021年01月09日

レオンレーダーマンの 本

神の粒子。。。の命名者であるらしいレオン・レーダーマンだ。図書館にあるので読みたくなったら借りる。ワガハイは図書館まで50メートルという文化的に恵まれた場所に生息しておるのである。駅からは遠いのである。

前半は物理学の発展史みたいなものである。だが、細かいところで間違いというか勘違いが多々あるなあ。電子を発見して質量や電荷が非常に小さい事を明らかにしたのがトムソンだ、と書いてあるが、ちごーよ、それ。
電子の発見はトムソンだが質量と電荷の精確な値はミリカンが出しただよ。
まあ大した勘違いではないが。

で、ワケワカランのが素粒子のうちクォークの質量である。この本を読んでそこが解明できるかどうかは知らんけど。
クォークは単体で検出できないのにどうして質量がわかるのか?  陽子、中性子を作る u, dクークの質量はだいぶ小さい。陽子、中性子はクォーク3個で構成されると分かっているのでクォークの質量を足せば陽子の質量になる・・・と思ったらならないのである。
陽子の質量はグルーオンという場のエネルギー、クォークの運動エネルギー、それらが質量に添加して、さらに元々のクォークの小さい質量を足したものである・・・らしい。
ヒッグス粒子が関係するのは元々の小さい質量だけだ。

で、単体で検出されないのにクォークの質量がどうして分かるのだ?  

クォークの質量はヒッグス粒子によるものと量子色力学(QCD)によるものの和である・・・なんて話もあるぞ。
「クォーク2」南部陽一郎、「現代の物質観とアインシュタインの夢」益川俊英 にも書いてあったぞ。質量の殆どはQCDによる、カイラル対称性の破れによるものだ。

うーーん、ほーーー、そうなのですか。そだねぇ。

というわけで、この手の本を何回か読んでいるうちに何かが分かってくるといいですねえ。こういう本を読んでわかったという連中がいるのが不思議ですねえ。レビューとか見ると。
科学史みたいなものはアタマに入ってきているけどね。そだねぇ。

posted by toinohni at 07:48| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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