2020年10月10日

趣味が物理科学鑑賞である なんですとぉ

だって物理の理論とか化学の理論とか、MRIの仕組みとかワケワカメなんですもの。なので科学技術鑑賞を趣味にしますです・ます。

鑑賞の一つは物理学史ってものかな。例えば教科書では64年にベル研のペンジアスとウィルソンが宇宙背景放射を発見したと書いてある。ビッグバン理論の入門書には必ず出て来る。
しかし、彼らが発見した時点で、それが宇宙背景放射であると分かったわけではない。彼らの発見がトリガーになって後から考えて、発見者は彼らであるとなったわけだ。
彼らは一つの電磁波がアンテナをどこに向けても受信できる事に気づいた。それが宇宙背景放射の一つである・・・と判断されるわけではない。理論は黒体放射である。要するに黒体放射の曲線上に観測された電磁波がプロットされ、そのプロットが複数点必要なわけだ。一つの周波数だけでは黒体放射かどうかは判断できないのである。
よって、彼らの発見したような全方向からやってくる電磁波が複数検出されて、それらがグラフ上に載ったら宇宙背景放射であると言える。複数の周波数は彼らの発見から数年後になされたのである。
64年の発見ですぐに宇宙背景放射だと判断されたわけではない。

ちなみに現在は2000年代での衛星による観測で宇宙背景放射が黒体輻射のグラフにビッタリと載っている事が確認されておる次第である。COBE, その後のWMAPとかね。検証は続くのであるよ、バカタレは検証などしとらんとデタラメいうアホタレな、居るんだよ、バカが。

天才・ディラックは28年に相対論的量子力学をつくった。その方程式の解は電子スピンを自然に導くだけでなく反物質の存在を示唆した。。。というのは間違いではないのだが天才・ディラックがディラック方程式を解いてすぐに反物質に気づいたわけではない。
ディラック方程式の解の解釈に四苦八苦して悪戦苦闘して、間違った解釈もして・・・そして、反物質としての陽電子の存在に自信を持ったのは31年である。
陽電子は32年にアンダーソンによって発見された。しかし、アンダーソンは陽電子を発見しようとして実験観測していたのではない。大気上空での粒子観測だがアンダーソンは新しい粒子を発見した。アンダーソンはディラックの理論を知らなかった。アンダーソンの論文を見た物理学者がピーンと来てディラックの陽電子ではと勘付いたわけだ。結局、ディラックの陽電子と認められたが量子力学の一家の親分のボーアと若頭のパウリは初めは違うと言うとったようだ。
ボーア一家はディラックの論敵のようだす。

クォーク理論はツヴァイク、ゲルマンが64年に独立に提唱した。これはしばらくは実在する粒子であるという認識はなかった。数百ものハドロンを説明するために、より基本的な粒子であるクォークを考えてハドロンはクォークの複合体であるという説明だ。
クォークは単体で検出する事はできない。初めはゲルマンさえも、クォークは計算のための記号であって計算が終わったら忘れていいと言うとったらしい。
だが、実験で陽子が構造を持つ事が分かった。その後にクォーク理論はますます発展し、実在する粒子であると捉えられている。
ようするに、クォーク理論がすぐに認められたわけではない。

まーこんな事を言うとクォークが3つしか発見されていなかった70年代前半に小林・益川は3世代6種類あるという理論を提唱したのだが、ノーベル賞は2008年だ。長かったなあ。

南部陽一郎が60年代に対称性の自発的破れを言い出してから、ノーベル賞が2008年だった。長かったなあ。

アインシュタインが1915年に一般相対論を出して、それから予想される重力波が検出されたのが2016年だ。長かったなあ。重力波の検出研究グルーブは50年ぐらい前からトライしていたらしいぞ。中にはトライしたが検出出来なかった物理学者もいるし。

というわけで、科学劇場鑑賞が趣味なんですね、わたし。。。。 理論は太刀打ちできんのでしてな(笑)

で、「ディラック 現代物理学講義」 ちくま文庫。これは75年にディラックがオーストラリアの大学で講演だか講義だかやったの話であるが、中で非常に印象的なのが・・・・
わすれた。

ボーアの水素原子モデルの理論からハイゼンベルクやシュレディンガーの量子力学へと飛躍したが、これはかなりの大変革であった。今の場の量子論は大変革が必要である。。。ってな主張かな。
場の量子論の創業者の一人がディラックであるが、満足してはいない。

ここらは天才の登場を待つしかない。俊英どもは理論の改善はできるが大変革はできない。アインシュタインの一般相対論は俊英どもが研究を重ねて宇宙論で大活躍してきた。だが、大改革はできない。
そこでワガハイが大改革の一つであるゲップ理論でブラックホールの未来を記述するのである。ゲップ理論はヒントは単純である。ビール飲んだらわかるゲップする。ブラックホールは周囲の天体を飲み込んだ後に、ゲップするのである。どーよ。 何がよ。 知るかよ。

科学技術鑑賞が趣味ですが、もう一つの趣味は妄想ですね(笑)

posted by toinohni at 13:20| 東京 ☔| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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