2020年08月27日

ヒッグス粒子の見つけ方 丸善 2012年

興味深い話なので読んだのだが、腹が立つ。縦書きだ。こういう本は横書きにしろ、丸善。数字を指数表示で、英単語を読みやすく・・・となったら横書きが最適だということを丸善のボンクラ編集は理解できないのか、バカタレ。
この手の本が縦書きである限りワガハイは絶対に買わん。腹が立つ。読者が読みやすい本を作るという視点がないのか、アホタレ!!   横書きにすると一般人に売れないという恐怖心があるのかよ、バカタレ。
というわけで、ボクは図書館にあったので借りて読んで腹がたった。とにかくな、こういう内容の本は小説ではないのだ、遠慮なく横書きにしやがれ・ください(笑)

さてと、とりあえず内容に関してだが。

ちょっと気になった説明があったのでメモ。光は質量がないのだがエネルギーがある。なので慣性質量に相当するものがあるので光は重力で曲がる、として重力レンズの例みたいなの書いているが、これは意味不明だ。
一般相対論での説明では重力レンズは巨大質量がある領域(それは巨大銀河であってりダークマターであったり、それらの混合であっても良い)によって空間が曲がっており、光子としては直進しているつもりだが曲がる、というものだ。光子の質量相当のものがあるので重力によってニュートン力学的にチカラを受けて曲がるという解釈はない。あったら間違いだ。

光子のエネルギー E = hνである。E = mc^2 との関係でhν/(c*c) を光子の質量と仮定して太陽による曲がりを計算する。それによる曲がり角度と一般相対論による曲がり角度は倍違う。観測では一般相対論の値に近いのであった・・・というのが1920年前後のエディントンらの調査結果から出ている。

上の本で著者らが光の質量相当のものがあるので重力で曲がる・・・というのは正しくはない。が、それでいくらかは曲がる・・・ので完全に間違っているとも言えぬ。
だが、このようなところは気になる。

入門書は流し読みしないで精読すると、いいかげんなこと書いているよな、この人は・・・というものは多々ある。
EPR論文に関してもそういうのが多々ある。
量子力学の非局所性の話では光より速く何かが伝わって・・・という解説が出てくる。バカの典型である。量子力学の非局所性の話では、そこに速度という概念はないのだ。なんで光よりも速く・・・とかいう表現が出てくるのか。それは書いている連中が非局所性を理解できていないからだとボクは想像する。
光よりも速く・・・とかいう表現を使う連中は古典物理で物事を考えようとしているボンクラ連中であって、50年ぐらい昔に絶滅したと思っているのだが、ボンクラは伝統として伝わるのである。
この間、ハイゼンベルクの不確定性原理は測定の誤差の話であると某・大学の元教官がサイトで書いているのを見て、ワイはションベンが出なくなった。
バカとかアホとかは、いつの世にもいるのだ。バカは調べない。アホは調べない。おまけに、自分が理解できない理論は、理論が間違っていると喚きだす。バカとアホの典型である。

では、ヒッグス粒子とは何か。ヒッグス場とは何か。という本題に戻ろう。

ボクの回答は簡単である。ボクには理解出来ません、キリッ)  正直者なのでね。

ゲージ場の対称性を維持するためにはWボソンの質量はゼロでなければならない。これはゲージ場の理論を知らないのでどうしようもない。
ゼロでなければならないWボソンの質量はデカイ・・・困った。そこでもともとはゼロだったんですけどーーー、ある時にWボソンが質量を持つようになったんですねー・・・・ ヒッグス機構とかヒッグス粒子とかが出てきた。
だが、そういうものがどこにあるのか。そこだで。

うーむ。焼酎飲んで、日本酒のんで酔ってきたが気分としてはボクのちょ~・頭脳はIQ88でフルに活性化している・・・という妄想がある。酒のせいだな(笑)

で、今、正直に言うと、この分野の勉強を真面目にしようとすると大学・学部で4年、大学院で5年という期間の勉強というか研究というか、必要になろう。
ワシ、来年の大学受験しますわ・・・・ってならん。仮に入学出来ても学部を卒業する頃には死んどるわ・・・(´・ω・`)

いま、ワタクシの座右の銘は「ラーメン発見伝」という漫画をドラマ化した「ラーメンなんとか」というドラマで主人公のハゲ・・・ではなく鈴木京香演じるラーメンコンサルタントが部下に対して言った次の言葉である。

あなたはA子みたいに素質も才能もない。いわば凡庸で凡才だ。だけど、凡庸・凡才には凡庸・凡才のやり方ってものがあるはずよ」
そこだぜ。そして、別のシーンで次のように言ったのだった。
「職人に取って敗北とは、歩みを止める事よ」

それだぜ。オレは職人ではないが、歩みを止める事はない。死ぬまで生きるもんね。。。。 そういうことか?

昔、梶原一騎が言うとった。「止まるな、休むな」 本人は病気で死んじまったけどな。

それだぜ。人生訓はラーメンだぜ!!   違う気がするなあ・・・・・

とにかくな、人は自分の都合で生まれる事はないが、生まれると死ぬまで自分の責任で生きるのである。ここだな。

人生訓は ラーメン である。止まるな!!  それだけだ。バカでもアホでも無能でも、止まるな。

だいたいね、止まるために努力しないでもね、寿命が来たら死んでまうのよ、単純でしょ。

posted by toinohni at 18:23| 東京 ☁| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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