https://hochi.news/articles/20200802-OHT1T50056.html
両膝のけがや内臓疾患などで一時は序二段まで番付を下げた照ノ富士が優勝すれば、30場所ぶりの賜杯で、元関脇・琴錦の持つ43場所(91年秋、98年九州場所)に次ぐ、史上2位のブランク優勝となる。大関経験者が関脇以下で優勝となれば、76年秋場所の魁傑(当時・西前頭4枚目)以来で、昭和以降2人目。再入幕、幕尻優勝はともに今年初場所の徳勝龍以来となる
-----------------------------------------------------------------------------
強い白鵬が圧倒時に10連勝した時は、今場所は白鳳で決まりだなとド素人のワイは思った次第である。
だが、現実はどうだ。白鵬は休場し優勝候補筆頭の新大関・朝乃山も終盤崩れて3敗だ。カド番大関の貴景勝は勝ち越すと休場し。
そういうときに幕尻のテルルこと照ノ富士が優勝候補に躍り出た。踊って出てきたのではなく躍り出たのである。元・大関であり怪我・故障・内臓疾患で序二段まで下がり。それでも引退せず、だ。諦めず、だ。手術をしリハビリを続け幕内に復帰して優勝戦線に登場だ。テルルに大感動だ。素晴らしいだ。わーーわーーー。
大関を陥落して幕下にいる力士、高安、栃ノ心、琴奨菊。怪我・故障さえ完治すればチカラがあるのは明らかである。だが、ことはそう簡単ではない。完治は困難である。完治のために1年間を覚悟すると可能性は高いが、地位は下がる。序の口・序二段まで下がるのはテルルが実証した。
今場所は10日ごろまではワイは白鳳の優勝で間違いない、うむ・・と思っていた。だが、現実はどうだ。誰も予想しなかったテルルが優勝候補の筆頭にいる。これこそが勝負ごとの面白さである。大相撲の面白さである。ド素人の予想など当たるものかよ(笑)
とはいうものの、ワガハイは地位が上の力士が優勝するのが妥当であろうとも思う。ただ、その力量があれば、だけどね。
で、阿武咲だが。1勝めが昨日。今日はどうかなーーーー。土曜に初日が出て日曜の今日は終わりなんですわ、場所が。休まずに出続けた、格好悪くても出続けた!! そこにワタクシは感動を覚えるのである。格好悪いからと病名をテキトーにつけて休場するようなことをしない。
大相撲の力士らは人生の縮図でもある。プロ野球が人生の縮図であると言われるように・・・ほんまでっかね。
王は本塁打を年間20本ぐらいは打てる余力を残して引退した。ワイから見ると年間20本台ならまだまだ続ければいいじゃんかサー、なのだが。王の考えは違う。20本台では、もはや王のバッティングではない、キリッ) と王は潔く引退したのだった。王がベンチウォーマーになる姿は見たくはない、というファンも多かったであろう。
野村のジーさんは体力が続く限り現役を続けたかった。ベンチウォーマーでもいい。代打でもいい。試合にでる機会があれば頑張る。そういう生き方もある。
定岡はパ・リーグにトレードとかの話を断って、パ・リーグに行くぐらいなら引退すると言って引退した。潔さは素晴らしい。一つの生き方である。
大相撲もキャバクラ行っても頑張る、一つの生き方である。日中はせっせと稽古し、夜はキャバクラだあぁーーー!! エネルギッシュであるって大事だ。
とにかく、力士らは頑張る。うむうむ。テキトーである。