2020年06月29日

素粒子の入門書を読んでいるとね・・・・

「クォーク2」南部 では、湯川の中間子の話のところで。あくまでも相対論と量子力学を信頼して・・・・という表現があった。
これは、今では 場の量子論 という。南部の本は「クォーク」が80年代なかば、「クォーク2」が90年代末である。
80年代なかばであれば 場の量子論 という用語は普及していたと思うのだけどなあ。入門書なので 場の量子論 という用語を避けただけかも知れないね。

「クォークの不思議」外人 を読んだら、ストロング荷電という用語がでてきた。なんじゃそれ?  と思ったのだが、カラー荷の事である。カラー荷という用語の前はストロング荷電という用語だったらしい。
クォークは フレーバー、質量、電荷、スピン、カラー荷 といった属性を持つ。カラー荷はR,G,Bで表す。電荷が電磁場との相互作用をするようにカラー荷はカラーの場と相互作用をする・・・・というのかどうかは知らない。
R,G,Bのカラー荷はクォークどうしをくっつける際の説明に出てくる。グルーオンとの関係だ。

この本ではハドロンのところで、ハドロンの検出装置を作った物理学者がノーベル賞を受賞したという話の中で、励起状態の検出方法、装置の開発が評価されたと書いてあった。
この文言だと、ハドロンは励起状態である。。。となると陽子・中性子が励起された状態がハドロンとして観測されるのか、と思う。おそらく、そういう一面もあるだろう。だが、それだけではないようだ。
陽子を加速して試料にぶつける。試料の核子の結合エネルギーを超えるエネルギーが加わると核子はバラける。その際に陽子・中性子はエネルギーを得て励起状態になる。それがハドロンとして観測される・・・と考えるとハドロンは陽子や中性子の一態様であって、エネルギーの違いだけだ・・・と考えたくなるが、そうではないようだ。
ようするに、ここらはワイがその手の本を(入門書)読んでもワケワカメ。
どうも、ハドロンとして観測される・・・それが更に反応してなにがしかの粒子として観測される・・・ 共鳴という用語が出てきた。
ここで、共鳴状態と並べられる用語は束縛状態である。
粒子 A, B, Cがあって、A,Bの反応でCが生成されるとする。質量をmA,mB,mCで表すと
mA + mB > mC      これが束縛状態だ。陽子と中性子の和と原子核の質量を比べるとそういう関係になる。
mA + mB < mC       これが共鳴状態だ。生成されたmCが大きくなる。
この共鳴状態であるハドロンの中には10のマイナス23乗の寿命というものがある。これだと光速で運動するとしても移動距離は陽子サイズだ。霧箱、泡箱、乾板等に写るわけがない。それでも、それが別の粒子に崩壊するところが観測される・・・・らしい。なので、そこにあったのだ、その時間だけ。
ここらになるとワイは ホンマでっか というしかない。

ようするに、この ほんまでっか?    という連続なのだ。

というわけで、ストロング荷電の話を終わる次第である(なにぃ・・・・・)

posted by toinohni at 21:37| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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