量子力学入門書・啓蒙書レベルからの雑学である。電子のスピン・・・なんで必要なのか。
水素のスペクトルを測定する際に地場を掛けるとスペクトルが分裂する元宵がる。ゼーマン効果というものだ。これは1900年頃には知られていた。
ゼーマン効果には2種類あって正常ゼーマン効果は磁場を掛けるとスペクトルが分裂する。これはシュレディンガーの量子力学で説明できる。
もう一つ、磁場を掛けないのにスペクトルが分裂する・・・と異常ゼーマン効果だ。実は磁場を掛けないでスペクトルを観測して、その分解能が上がったら今まで1本だってものが実は2本だったと分かったのである。波長は極めて近い。それはシュレディンガーの理論で説明が出来ないのであった。
シュレディンガーの理論では主量子数n, 方位量子数 l, 磁気量子数 m の3つのパラメータで状態を決める。1本だと思われていたが実は2本のスペクトルだった・・・という事を説明するのに、もう一つパラメータが必要であるとパウリは勘付いた。
クローリッヒは電子が自転すると考えるとうまく説明できると考えた。地球が公転し、自転もしているというのが例えとして使える。
その話をパウリにしたら、パウリはさんざんこき下ろし、電子が自転だと、おまいはバカか、アホ化、無能か、おまいのアタマの脳みそは豆腐か・・・・ と言ったかどうかは知らないが、クローリッヒはパウリに非難されてしょげて、その仮説を発表しなかった。
ところが、別の二人が電子の自転について論文を出したのである。名前 忘れた。これは、受け入れられた。
パウリはさんざんこき下ろしたクローリッヒに ごめんな、と言ったかどうか知らないが、クローリッヒが大学で職を得られるように手配したとかの話がある。
さて、ここで知りたいのは次の話だ。はじめ、クローリッヒが考えた仮説と実験で値が倍違う、という事があった。実は後の二人の理論も理論と実験値で倍違うのである。
これは〇〇という物理学者が解決した。・・・・
ここですね。この2倍って何が原因? それ解決した物理学者って誰?
そういうのを近いうちに調べたい。もちろん、Google検索するだけであるが(笑)
暇だし、Google検索してアーーソブ。
Google Street Viewってすごいぞ。アフリカの小国の道路も見ることができる。ドイツの町並みを見ることもできる。うーーむ。これで暇つぶしだな、今日は。うむうむ。