数年前に「素粒子論は なぜ わかりにくいのか」 吉田信夫 という本を読んだが、なぜ わかりにくいのかは わからなかった拙者である。
実は素粒子論はタイヘンわかりにくい・・・。それは難しいからである、キリッ)
で、何が難しいのかというと、そもそも素粒子の分類でクォーク、レプトンが出てくるのだが、そのクォークの登場の経緯の説明があまりないのだ。
「クォーク2」南部・講談社BB では書いてあるが、このぐらいの内容の本が他にも出て欲しいものである。
クォークは単体で検出されない。検出されるのはバリオン、メソンである。これらは素粒子だと考えられていた。1950年代は。その後に一つ階層を下げて考えるとバリオン、メソンの説明ができると勘づいたツバイクやゲルマンによってクォーク理論が生まれた。
クォーク理論は発展し三世代6種類から量子色力学が出ると18種類に増えた。
ではクォークが素粒子である・・・・として、素粒子とは何か? 粒子なのか。そもそも単体では検出されないものを粒子と考えていいのか。
わからないことはいくらでもある(あくまでも個人の感想であり)
そもそもバリオンやメソンをどのような装置でどのようにして検出するのだ?
ここらになると巨大加速器っていったい何をしているのという話になる。陽子を加速して試料にぶつけて生ずる粒子を観測する・・・・という事はわかる。気がする。
ここらの実験装置の具体的な説明など入門書には皆無だ。結果だけちょびっと書くだけだ。
吉田伸夫の本では丸い玉にバネをつけて、それが隣近所ともバネでつながり・・というモデルを描いている。なんで、それが素粒子なのだ? おまいは バカボンのパパか?
結局、知りたいことはそこではないのだ。どうしてなのだ? だから、おまいはバカボンのパパか?
自分が知りたいことを探す・・・・図書館がある。ただし、年末年始は休業である。ではインターネットで検索したまへよ。カネかからんし(電気代とかは除く)
そこでインターネットを巨大なデータベースにして活用しようという「Webスクローリング&クローリング」という本を読んで、データ収集の技量を磨こうと高望みをしている拙者である。
Google検索がな、AND使うと意外と有効かな・・・・と思ったのは数年前の話であって。昨今は、どうも。
力任せに地道に手動で検索してヒットしたURLを叩いて開いてポン!! ワテとしては原始的な手法が最適なのである。わっはは。意味不明である。
ワシが思うに、この分野の入門書が少ないのは世間の人々の興味がないからであり、それはきっと知ったところで何の役にも立たぬと勘づいているからであろう。しかし、科学を啓蒙しなければ人類の未来はない・・・テキトー
ただ、人類は4000年前に比べて知能が発達したわけではない・・・とも思っている。知能発達を促し、文化的な向上を実現せねば人類は宇宙の覇者にはなれぬ。バビル二世のご先祖様らに占領されてしまうのである。妄想である。
酒切れたので寝る。