物理の入門書も量子力学の話はたくさんあるが場の量子論になると激減、ほとんどない。講談社BBに「場の量子論とは何か」和田がある。他は・・・探してみるか。
ほんで最近読んでいるのが「現代物理学の基礎」好学社 A・バイザー、佐藤 他 訳 1990
かなり幅広い。この中に原子核の章がある。原子核というと陽子と中性子があって・・・というぐらいの知識しかなかったがね。
液滴模型、殻模型というものがあって集団モデルというものもある。ここら読んでいてなかなか面白いと思った。原子核内でもエネルギー順位があってパウリの排他律は効く。原子核内の陽子や中性子に関してもシュレディンガー方程式を解くとn, l, m のパラメータが出てきてspdfって原子の電子にあってようなものが出てきた。
液滴模型と殻模型は矛盾するものではない。
てな話。
中性子が発見されるとすぐにハイゼンベルグは原子核は陽子と中性子で構成されるという理論を展開した。相互作用は陽子、中性子の交換によるとしたのだが計算すると実測と合わないのだった。かといって適した粒子はない。
湯川は、だったら新しい粒子があるんじゃね? と中間子を提案し大成功を収めたわけだ。
ただ、このような話は拙者にとってはワケワカメなのである。
その後に、大量に発見された新粒子、バリオン、メソン、レプトン。そのうちのバリオン、メソンは階層を一つさげてクォークという粒子を考えることにより説明できる・・・ようになった。
しかしクォークは単独で発見されるものではない。そのようなものを素粒子と言うのはいいのか。知らんわいな。
原子核内の構造は液滴模型、殻模型で説明できるとして、ではクォークはどこにいるのか?
バリオンはクォーク3個、メソンはクォーク2個で構成されるというからクォークはバリオンやメソンの中におるおるおーーるず。
ところが安定なのは陽子、中性子ぐらいで他のバリオン、メソンは寿命が極めて短い。すぐに崩壊して別の粒子に変わる。そうであればバリオンを構成するクォークはどうなるってーのよー。
単独では存在しないってんだから最低でもメソンは残るであるか、
メソンが崩壊して最後は光子や電子やらの安定な粒子になるとして、クォークはどこへ行ったのだ?
というわけでメソンの崩壊とかバリオンの崩壊とかの解説記事を探そうっと。
電子と陽電子は出会うと心中して光を出して消える。電子も陽電子も素粒子である。では、クォークはどうなるである? 単体では存在しないのだからクォークAと反クォークAが出会うこともないのだろ。なんちてね。
ここらの話になるとワケワカメ。上の本ではそこらに言及していないけど。
さーてと。入門書を探すとするか。