いくつかのWeb Siteを読んで知った。目処は6kWシステムで年間の発電量が6600kWhである。。。と。
さて、問題です。これはどのような根拠に基づいているのでしょうか。
まず、太陽エネルギーは物理的に計算できるらしい。地球の位置で太陽からのエネルギー放射に垂直な面でのエネルギーは計算で出る。なので太陽に向いている平面の1平方あたりのエネルギーが出る。
もっとも実測値もあるようだけど。
そのエネルギーの何%が電気エネルギーに変換されるか。ソーラーモジュールの変換効率は20%弱である。うーーむ。いいぞ。
では、太陽に垂直な1平方メートルあたりの光エネルギーの20%が電気エネルギーになるとして年間に6600kWhという数字が出るのか?
違うだろな。
太陽追尾していれば別だけど。
ソーラーパネルは固定する。傾斜角は何度である。それで一日のソーラーパネル1平方メートル当たりの受光エネルギーはこれこれである。その20%弱が電気エネルギーに変換される。という話になりそうだが。
というわけで筆者(ワタクシ)は6kWシステムの年間予想発電量6600kWhの根拠を探す次第である。
天気の要素も当然入っているべきであってさ(笑)
どうも業者の資料に書いてある年間予想発電量というものがパワコン出力からは出てこないビックリする数字があるのである。
バカ業者はパネル出力とパワコン出力を取り違えているのもあったし(笑)
さーて。NEDOのサイトでも読むか。
と思ったのだがこういう資料があるので信用することにする(笑)
これは日射量であって発電量ではないからね。発電量はそれの20%弱なんだぜー。
http://www.kyuden.co.jp/effort_renewable-irradiation.html
浅学非才!! 不勉強が身に染みる拙者である(´・ω・`)
資料はキチンと読みやがりませ!! --> ワタクシ
NEDOにデータベースがあるでばらん!! アルデバランはさそり座、ベテルギウスはオリオン座の脇の下・・・・ なんのこっちゃ。
ここね。
https://www.nedo.go.jp/library/nissharyou.html
年間時別日射量データベース(METPV-11)
国内837地点・20年間(1990~2009年)の日射量データベースを用いることにより、各時間の方位角別、傾斜角別の日射量が算出でき、方位角別、傾斜角別の発電量の推定にご活用いただけます。その他、降水量や気温等も把握することができます。
観測地点があって観測データがあるでばらん!!
例として一日のグラフを出してみる。なんと日射量は日の出から日の入りまでである。。。しりゃそうだ(笑)
こういうデータを元に年間発電量を計算する事ができるので、業者が非常に良すぎる発電見込みを出してきたらインチキ業者だと判断してよかろう(笑)
そして実際の発電量は計算して出た数字よりも下がるのが常であると考えるべし。
まーそういうわけでそろそろ太陽光発電に関する情報収集は終わりだ。
拙者も老後は道楽で太陽光発電をしたいので電気工事士の勉強しようっと・。・・・近所の電気工事店に頼むより安くできそうだし・・・・・