電力会社が固定価格で10年間は買い取るとかの制度があるので申込者が殺到か。10kW未満は10年間、50kW未満10kW以上は20年間とか。
よって未だに20年間組は満期が来ていないのだが10年組は2019/11あたりで満期らしいのでして。
満期を迎えると・・・定期の満期じゃねーもんね。買取価格が変わる。2019年組は今まで1kWhあたり48円で買取り・・・それが満期後は9円ぐらいになるとかいう話だ。しかし、もう元は取ったもんね、わし・・・という人は問題ない。ローン返済も終わり、後は9円でも売電すれば年間にお小遣いが入るですわ。
では、まだ元が取れない連中様はどうするか。9円でも売らねばカネは入らないわん。もっとも10kW未満って民家の屋根設置だろうからな。
道楽ですよ、趣味だし、わし・・・ って余裕があればよろしい。
だが、地べたに設置した50kWギリギリ組はどうなるか。20年間の買取り期間だから元が取れるのは先だなあと思う。ローン組んだら返済、利子・・・売電収入で大丈夫なんだ、わし・・・って人は20年間続ける。20年で満期を迎え、ローンも終わり、後は毎年の売電収入で優雅に老後を暮らすだけだもんね、わし・・・という人はおめでとう!!
この地べた組の中には手放す連中が増えてきて中古市場ができつつあるらしい。手放す理由は・・・知らんもんも、わし。
ただ、一番的に言うと儲けているならば手放すまい。儲かるのであれば手放すまい。持っていて儲かっているのであれば維持しますがな、普通は。
ところで電力会社は例えば筆者が49.5kWの太陽光発電設備を設置したらすぐにつないでくれるのかに? 太陽光発電設備を購入して設置してスタンバっているのだが、未だに電力会社につなぐことができない・・・とかなると悲惨であるぞ。
http://www.kyuden.co.jp/effort_renewable-energy_application.html
筆者の出身地は九州の某県の離島の某島なのであるので、とりあえず九州電力のWeb Siteを眺めたら次のようなグラフを見つけた次第である。
灰色が接続済み。これは売電している連中だな。水色とピンクがスタンバっている連中だ。スタンバっている・・・というのは正しくはなくて申し込みした連中だ。その中で工事始めている連中もいるんだろかね。
接続済みと申込み組が半々・・・・・ということはね、九州電力が接続可能な電力量を申込者が超過しているって事だわな。
大人気の太陽光発電であるね。なんたって儲かるらしいからな(笑)
ただ、儲かる・儲かる・・というのも時代の変化が激しくて制度の変化も伴って業者の品質の変動もあって、情弱は騙されるだけだと筆者は想像している。
太陽光発電の個人ブログをいくつか見て、儲かっているという連中様は勉強している。電験三種や電気工事士の資格を持つ者もいる。そのぐらい勉強し、情報収集し、戦略を考え、緻密に計画し、さらに自分で工事できる部分は自分で工事を行い、・・・という切磋琢磨、自己研鑽がある連中様は儲かっているのだろう。
だが、儲かるんですよ、売電収入で優雅に老後を暮らせるんですよ、今ですよ、固定価格はだんだん下がりますからねぇ、今ですよ、始めるならいまでしょ、どうです、わっはっは。
という感じで、おお、そうか、そりゃそうだな、買取り価格はだんだん下がってきているしなぁ。まあ3000万円ぐらいの借金なら可能だろ、農協と信金に頼もうっと・・・・という農家のオッサンがいるかよ、バカタレ!!
というわけで工事は始めたが電力会社に接続できるのが数カ月先、数年先とかいう連中様がどれだけいるか、どこぞの調査会社は頑張って調査していただきたい。もちろん、三面記事ファンの好奇心のためであるぞ。
これが都市部ではなく地方で活性化しているのは広い土地があるからか。
筆者の実家近辺でもサトウキビ畑、ジャガイモ畑を太陽光発電サイトにしちまえば売電でラクラク暮らせる・・・と考えた連中様が・・・・いないな。サーラーパネルはたくさんあるが広い畑に・・・というものは空撮を見る限りはないようだ。
離島で電気作って離島の需要を超えたらどないすんだろか? そうならないように電力会社は調整が必要なんであってね。うむうむ。
電力産業、電力行政には今後も注目せねばならぬ。
筆者も太陽光発電設置して老後は売電収入で優雅に暮らすためには、あれだ、まずは電気工事士の資格を取らねば(笑)