なんで縦書きなんだよ、KBBの縦書きはオレは買わない。科学の本であり数式が出たり英単語が出たりするのに縦書きはないだろ。バカタレの鎌足!! えーーかげんにしろよな講談社!!
というわけで買わずに図書館から借りた次第である。縦書きである限りは絶対に買わないど。バカタレの鎌足!!
というわけだが、考えてみれば鉄ってなんだよ。元素の周期律表では26である。上の本はそのうち読むとして想像して楽しむのは次のような事でありぞな。
まず、鉄はどこで生まれたか。それは宇宙論という範疇の物理学になる気がする。簡単に書く。ビッグバン直後に生成される元素は圧倒的に水素であり次がヘリウムである。(駄作だがガモフはビッグバン直後に元素のほとんどが生成されると考えたが後続の研究によってそれはありえないと分かったのである、後続の研究者はガモフも含まれる)
では、鉄に限らず我々が知っている豊富な物質の元になる元素はどのように生成されたのであるか。神様はアホなので一気に全部を作る事が出来なかったのである。
水素・ヘリウムの分布は一様ではない。密度にムラが生ずる。埼玉県秩父にあるのは村である。そのムラではなく、密度のゆらぎとでも考えたまへ。
すると密度が少し高いところに水素原子が集まる。重力が効くのである。水素原子も次に多いヘリウムも密度の高いところに集まる。そして、集まり・集まり・・・数万年も経てば水素ガスのカタマリが大量に生ずるのである。その水素ガスのカタマリはヘリウムも少し含んでいる事を忘れてはならない。そして、水素ガスのカタマリが太陽の大きさぐらいになれば文句なしに輝く。重力で縮もうとするのである。そして縮むのである。すると中心部の温度が上がる。満員電車の中では温度が上がるのだと例え話をしたりする。
中心部の温度が1000万度を超えると水素が圧力に耐えられなくなる。水素は、こんな生活はモーいやだーと泣き叫ぶ。そして、水素原子は壊れる。これは核融合と言いまして水素原子がヘリウムに変わるのである。その際に膨大なエネルギーを放出する。原子力発電は核分裂によるエネルギーを利用しているが星は核融合によるエネルギーを利用する。そして、輝く。
重力で潰れようとする星の中心部で水素が潰れてなるものかと核融合を起こす。ヘリウムができる。
つまり、星は水素からヘリウムを作ったのである。中心部にヘリウムが溜まって水素が核融合でヘリウムを作れなくなると重力で縮む。すると次はヘリウムが潰れてなるものかと頑張る・・・頑張るが頑張りきれず壊れる。核融合だ。次のリチウムに変わる。
このようにして次々と新しい元素が中心部で生成されるのである。これを星は重力を利用した物質製造工場であると言う。なんちて。
では、この物質製造工場で金とか銀とかできるのか? できない。もっと精巧な製造工場が必要である。
中心部で鉄ができると鉄はバカなので核融合は起こさない。まー安定しているとも言うが、バカなのです、つまり鈍感な(笑)
さー、鉄が出来た。核融合が生じない・・・・核融合のエネルギーで重力による収縮に耐えてきた星はどうするか。耐えられない。もうあなたとの生活は耐えられない。そういって星は壊れる。重力によって鉄は壊れる。鉄の潜在的なエネルギーが開放される。ドッカーーン。超新星爆発である。
この超新星爆発がもう一つの精巧な物質製造工場なのだが、この工場は根性なしなので直ぐに消える。金とか銀とかその他の鉄以降の元素は超新星爆発という精密工場で作られるのである・・・・らしいの。
そして、鉄まで出来た後に超新星爆発というのだが、上の話では無理があって(笑) 鉄が壊れるという話をしたのでね。超新星爆発で生成された元素を撒き散らすが、中には壊れていない鉄もあるってことかね。
ようするに超新星爆発で生成物質を巻きちらす。すると、それらが次の星の材料になるって話だ。やっと太陽系の話になるぞ。
昔の昔、オレの爺さんのジイサンのGさんの・・・・その数兆代も昔の、まー数十億年も昔の・・・ってか、人類はおらんがな。
約 50億年ぐらい昔に今の太陽系の卵・・・すなわち水素ガスのカタマリができつつあったころに近くで超新星爆発があった・・・・のだろう。っかね。
まーようするに、我々の太陽で水素、ヘリウム以外の成分があるが、それは太陽系ができたときには既にあったのであーーーる。超新星の残骸を拾ったである。乞食かーーーーー。
地球の鉄もそういうものであり。太陽系が出来た時には鉄があったと考えるのである。でっひーーー。
地球の中心部は鉄がドロドロらしいよ、どっそーーー。
つまり、鉄はそういうものだ。どういうものだ? 知らん。