2019年08月10日

クォーク、クォークⅡ --- KBB 南部陽一郎

KBB = 講談社ブルーバックスの略ね、オレだけ

南部のクォークは1970年代に出たのだっけ。クォーク2は2000年前後かな。本棚にある。昔、読んだが、内容は記憶にございません(笑)
クォークはツヴァイク、ゲルマンが独立して提唱した理論である。30年代後半から新しい粒子の発見が相次ぎ、40年代、50年代を通して発見された新粒子の数は数百にも及ぶ。35年に核力の説明のために湯川が提案した中間子は40,50年代では新粒子の一つであり目新しさはすぐに消えた。だが、新しい場を考え、場の量子化 = 粒子であるという発想は普及したのである。
数百もの新しい粒子をどう整理するか。いろいろと仮説が出ては消え、出ては消え。国内で坂田ね中島などが、米国ではファインマンのパートン説などが・・・・。そしてクォーク理論が生き延びた。
そもそもクォーク単体では発見されない、検出されない。なにを持ってクォークを確定したのであるか。ここらの説明は高校物理では出てこない。クオークという言葉も高校物理では聞いてない。50年前だが。
新粒子は何か別の基本粒子の複合であると考える。例えばトップクォークと別のクォークの複合物であると考える。観測にかかるのは複合物である。その複合物の電荷、質量、スピン、匂い、香り、色、その他のテキトーな特徴がクォークの複合体として正解であれば良い。まー特徴は何か? しったこっちゃないの、わし。

で、南部のクォークだが。なにを書いてあったのか忘れたので読み返す。
クォーク2も。

オレとしてはクォークの数が多すぎるのが気にいらんのだ。モノを数えるには10までだ。それを超えたら多すぎだ。ちなみにヤクルトにいた強打者は大杉だ。なんの関係もない。

素粒子を点として扱うと発散、無限大を伴う困難が出てくる。だったら点はやめて一次元のヒモだ。。。とかも、超ひも理論とかも、まるで発展しない。
2000年にグリーンは「エレガントな宇宙」で、この分野は今後の10年に画期的な進展を示すと楽観的な予想をした。だが、画期的な進展は皆無だ。オレは知らん。専門家は画期的な進展があったというのなら本を出せ、書け。サイエンスライターは画期的な成果について書け。
重力波の発見は超ひも理論の成果とはまったく関係ないからな。

というわけで、ダークマター、ダークエネルギーにしてもそうだが、素粒子の数が多すぎるという話にしても我々は自然の法則でまだ捉えていないものがあると覚悟するしかあるまい。

人類が知らない自然の法則がまだある!!   これは例えば天才・アインシュタインのようなちょ~勘の優れた物理学者が気づくか、あるいはボーアのように研究チームを率いて発見するか、その手法はいずれでもよくてオレとしては、とっとと発見したれ!! と思うのである。

さてと、交通情報を・・・

posted by toinohni at 11:32| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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