2019年08月02日

素粒子論の入門書というかさ・・・

実は入門書でもクォークの表がすぐに出てきて困る。なにしろクォークは単体で検出されないのに3世代6種類あるという。しかも一つのクォークは3つに区別できるとかの色理論が出て6種類ではなく18種類になる。右巻きと左巻きで区別できるとかいうので36種類になる。加えて反クォークを考えるので倍の72種類だ。
ばかたれー。あほたれ。

で、実は知りたいのはそういう分類ではない。どのようにして物理学者がそこに思い至ったのか、経緯を知りたい。
それは1935年の湯川の中間子が発端である・・・と言えなくもない。核子間の力を説明するために未発見の中間子を想定した。そのアイデア。発想。着想。天才である。すばらしい。うむ。

ところが40年代、50年代と実験装置が向上し観測技術が向上し、新粒子の発見が相次いだ。50年代末には新粒子は700ぐらいに達したらしい。
そこだ。そこから、どのようにしてクォークというアイデアが、発想が、着想が生まれたのか。
原子核内で核力の強い力、強い相互作用を説明するために湯川は中間子を着想した。700ぐらいもの新粒子をどのように分類するか、そこだ。天才の発想を垣間見ることができるぞ。
というわけだが、ハドロンとかバリオンとかレプトンとか、シグマ粒子だ、なんとか粒子だ・・・という風に出てくるぞ。
メソンとか。うーーむだぞ。

で、クォークは二人の天才が独立に着想した。ツヴァイク、ゲルマンだ。世の中に似たような考え方をするやつはいるってか。

天才の着想の瞬間!!  って興味あるよね。アルキメデスが風呂に入っていて浮力を発見とか、ニュートンはりんごが落ちるのを見て万有引力のヒントを得たとか、ほんまかいなという話がいくつかある。作り話に決まってらーーー(笑)

暑いので寝る。真夏だ。くそったれだが1ヶ月後には9月だ。秋だ。頑張れ、オレ!!

posted by toinohni at 19:46| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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