弟子・ 師匠、場の量子論とは何でござるか?
師匠・ それはな、劇場で佐野量子の演じるのを論ずるのじゃ
弟子・ 師匠、場とは劇場であるのか。佐野量子って誰すか?
師匠・ 知らん
弟子・ 師匠、真面目にやってくだされ
師匠・ うむ。だが、ちみいに対していきなり数式出すと熟睡するじゃろから例えでもいいか
弟子・ たとえでもなんでもいいのでキチンと説明してちょーだい
師匠・ 場とはな、そこらへん の事じゃ
弟子・ それは、そこら辺の場所ということですか
師匠・ うむ、そのとおりじゃ。ただし、そこらへんの場所であっても範囲・条件があるのじゃ
弟子・ どのような条件なのかしら
師匠・ えーか、畑を連想しなはれ。先ずは何もない荒れた畑で雑草は取り除いたとするぞの
畑を場とするのじゃ、例えだからな。
弟子・ 例えが農家の人の仕事になりそうな・・・・・・
師匠・ その畑を耕すのじゃ。土を掘り返し、下の土を上に上げ、土壌をよくするのじゃ。すると 畑には凸凹が出来るじゃろ。想像しなはれ。
弟子・ 確かに凸凹になりますなあ。
師匠・ その凸凹を量子というのじゃ、この凸凹を作る事を場の量子化というのじゃ。
弟子・ するってーと場の量子論は農家の人の仕事みたいなものですか
師匠・ そのとおりじゃ、ま~これは例えじゃからな。
弟子・ 耕して凸凹にした後はどうしますのん?
師匠・ うむ。種を撒くのじゃ。すると天候次第じゃが数カ月後には実が収穫できるのじゃ
弟子・ なるほど、畑を耕すのが場の量子化で、その結実が収穫の時期に摂れるという事かしら
師匠・ そのとおりじゃ、ただし、何度も言うが例えじゃからな。
弟子・ 例えではなくキチンと説明してちょーだい。
師匠・ お、おぅ、ちよっと待て(教科書を探しに行く)
弟子・ 師匠、どないしました?
その後、愚脳師匠は戻ってこなかったのである(´・ω・`)