電磁気学
EH対応、EB対応の整理。これは昔の昔の学生の頃から混乱があった。Hを磁場と言ったり磁気強度といったり。Bを磁場と言ったり磁束密度と言ったり。
そこらの用語の混乱についてワタクシが学生時代の先生は説明もなく、なんだか混乱などないような感じだったなあ。15回で電磁気学を一通り講義しようとすると駆け足になってワタクシのような出来が悪い学生は、ちょっと待てよ、この用語はいったい何だよ、とかいう感じで戸惑っていて落ちこぼれたのである。どや。
だが、そういうのも卒業してから数十年過ぎて仕事も首になって時間が出来てから電磁気学の復習をすると、あーそういうことかいな・・・というように状況が理解出来たのである。
今の大学での電磁気学の講義がどのようなものか知らないが、ここはEH対応とEB対応との関係をはじめに説明すべきなのだ。ワタクシの頃は、EH対応とかEB対応とかの用語も出てこなかった。半世紀ぐらい昔な(笑) あの先生は御存命だろかしら。知らんけど。
電磁気学でもう一つ。電子の自己エネルギーの発散。これはローレンツが電子を点として考えると発散する。。という事は100年以上も昔に指摘していた。ワタクシは「ファインマン・電磁気学」でこの問題を知ったのである。その本でファインマンはディラックを初め高名な物理学者が電磁気学を修正して電子の自己エネルギーの発散を解決しようとしたが徒労だったと書いておったのである。ファインマン自身も考えたらしいがな。誰も成功しなかった。古典電磁気学は完成度100%ではない、と認識すればよろしい。もっとも世の中に完成度100%の理論も モノ もないというのは普通にそう思うわだわす。
その電子の事故エネルギーの拳だが、事故があったので中断だ。なにを!
太田浩一 「マクスウェル理論の基礎」「電磁気学Ⅰ・Ⅱ」にその手のことの言及があるのは知っているがワタクシは理解が足りない。
さらにはエネルギーは導線のどこを伝わるか・・・という話。ま~これはポインティング・ベクトルの話になるので若干の数式は必要なので書かない。知っているけど。
高橋秀俊「電磁気学」、上に出した太田浩一「電磁気学」とうでも定性的な説明はある。エネルギーは導線の外部空間を伝わる。ファインマンにしろ、松田卓也にしろ、そういう言及はある。だが、定性的な話で終わる。キチンと計算して示した例はワタクシは知らない。今のところワタクシの検索で引っかからないのである。どや。
こういうわからないことをチャッターズに訊く。。。するとジャストな回答は出てこない。とくにCopilot先生は最近は まったく やる気のない 回答 をよこす。どうした、Microsoft。
それはそれとして。
電磁気学の他にもワタクシが理解出来ていないのは多々ある。量子論だ。量子力学、場の量子論、素粒子論を含めて量子論と言うことにする。個別に分類する必要がある場合にはそういう記述を入れる。
小出昭一郎「量子力学」裳華房 かな。昔の昔の本ですねえ。。。そりゃワタクシ、昔の昔に学生だったものおーーー。
突然、エルミートとか うむ。酔ってきたので終わるる