2021年12月31日

電磁気学というものがありまして えーえー そーなんだ

「ファインマン・電磁気学」、「ファインマン・電磁波と物性」でマクスウェル電磁気学が100%ではないという事を知った。だいたいの電磁気学の教科書では電子の、というより点電荷の自己エネルギーの発散については避ける。

高橋秀俊「電磁気学」裳華房 97年第35冊では、この問題は素粒子とも絡み厄介なので本書では触れない、と放棄している。

点電荷と考えると発散するのであれば球状を考えるがよい。そこで半径aの球として電子を考えるとどうなるか。発散はしないが別問題が出てくる。電荷が球体の中に分布している構図なので、負の電荷どおしの反発があるはずであり、なのに球体としてまとまっているからには何らかのチカラが必要になる。ポアンカレー応力というものがひねり出された。
わたしのわたしのカレーはインドカレーと歌ったのは麻丘めぐみである。ちがーーーーう。

ではポアンカレー応力を考えて電子を半径aの球体と考えて、その大きさはいくらになるか。といった理論展開はことごとく破綻したらしい。失敗した。天才・ディラックもボルンもファインマンも失敗した。と、ファインマンは書いているが、ファインマンの本は1960年ごろのカルテックでの講義が元らしい。それから半世紀過ぎている。電子の自己エネルギーの発散を解消して、その後の量子論ともつながらなければならぬ。そういう理論はない。
では、この問題は解決したのか? 

「マクスウェル方程式の基礎」太田浩一・東京大学出版会・2003年、「電磁気学Ⅱ」太田浩一・丸善・2002年 に書いてあった。
シュインガーが1983年に解答を与えた、らしい。太田浩一の本はワタクシのような工学部で電磁気学を学んだ者にとっては難しい。出来の悪い学生であったワタクシは今は浅学非才!! 不勉強が身に滲みる!! と悔やむのみである。
電磁気学も学部レベルの次の大学院レベルになるとマクスウェル方程式は一行になる。もっとも右肩、右下の添字の機能でそうなるので実際に解く場合には複数の方程式になるのだが。

ワタクシは来年は1983年にシュインガーが解答を与えたという理論の内容を理解したいのである。電磁気学の理解は物理学の理解につながる。なんちゅーーーて。

とにかく、浅学非才!!  不勉強が身に沁みるのであるが、この反省が40年前にあったならばワタクシはもう少しマシな人生だったろうと自身を笑うのみである。わっはっはっ。

点粒子と考えるのがマズイ、紐にしよう。紐だぜ。。。 あいつ、ヒモやってんだって、女にたかって生きているぜーー ちがーーーう!!  
その紐理論は、超ひも理論に成長して・・・2000年頃にブライアン・グリーンが「エレガントな宇宙」で大ぼら吹いていたの思い出した。副題が「超ひも理論がすべてを解決する」だった。大ぼら吹きのブライアン・グリーンである。その本で、この分野は今後10年で画期的な成果を出す、と予言した。それから20年過ぎて、なんも出とらん。画期的な成果ってなんだよバカタレ、とっとと本を書いてくれよ、その画期的な成果について。

超ひも理論に関しては懐疑的な姿勢を持つ物理学者は多い。グラショウもそうである。「クォークはチャーミング」というグラショウの自伝を読んだが、超ひも理論に関しては懐疑的だとサー。

そこらは「クォーク2」南部陽一郎も、超ひも理論が究極理論であるかどうかはわからないと書いている。紐のアイデアは南部が1960年代に出したのであった・・・うろ覚え。南部陽一郎はアイデアの種まきが仕事なのであった。タネを撒けば誰かが育てる可能性はある。芽が少しでも出たら誰かが注目する。南部陽一郎は天才的な種蒔き師とも言える。
しかし、物理学者でちんちんシュッシュの種蒔き師もいた。シュレディンガーである。彼は生来の種蒔き師であった。愛人多く。うらやましーーーーー。なにそれ。

つまり、電子の自己エネルギーの発散は100年ぐらい前にローレンツによって指摘されていて、それがまだスッキリと解決していないのか。
そんなこと言ったら量子力学の波動関数Ψの解釈もいまだにスッキリとはしていない。コペンハーゲン解釈は実用的ではある。デビッドボームの量子力学も正しいとされているらしい。解釈は実験値と一致するように作られる。実験結果と合わない解釈は消える。ということは解釈は何重とある・・・ってことになろう。ななんちゅーて。

アインシュタインが一般相対論を発表した1915年から100年ぐらい過ぎて、その理論から予言された重力波が2016年(うろ覚え)に検出された。一つ、スッキリした。
1960年代終盤にヒッグスらがweakボソンの質量獲得のために考え出した仕組みの中で存在するべきだというヒッグス粒子が2014年ごろに検出された。素粒子の標準理論で予測された粒子が出揃った・・・ 50年が過ぎた。長生きしないとノーベル賞はもらえないぞ。

今日は年末だって・・・ そーなんだ。じゃ寝る

posted by toinohni at 17:50| 東京 ☁| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

素粒子の入門書を読んでもワケワカラン そーなんだ

統一理論ってなんだ?  電弱統一というものがある。ワインバーグ・サラム・グラショウらの業績である。弱い相互作用と電磁力が統一されたという。ワケワカラン。

その昔、電気現象と磁気現象は別個のものだと考えられていたのだがマクスウェルにより統一された。マクスウェル電磁気学の方程式を見ればわかる。電場の時間微分が磁場の空間微分と関係し、磁場の時間微分が磁場の空間微分と関係する。なるほど電場と磁場は関連しあっている・・・・という事は納得だ。
だが、弱い力と電磁力は何の関係があるっちゅーのよ。

電磁力 力の到達範囲 ===  ほぼ無限
弱い力 力の到達範囲 ===  原子核内のミクロな領域

電磁力を媒介する光子       ~=~~ 質量が0
弱い力を媒介するWボソン ~=~~ 質量は陽子よりはるかに重い

  こんなに違うのにぃ・・・ それが一つの理論に収まるってーーのかワインバーグさんよおぉ?

そこで「クォーク2」で南部陽一郎が電弱理論をどのように紹介しているか注目して読む次第である。この手の入門書は実は難しい。もともと難しい内容なので凡人にわかりやすく説明するってのは不可能である。なので例え話とか さわりだけでも とかになる。
ヒントは次である・・・・らしい。

弱い力も電磁力もクォークとレプトンの両方に作用する。(強い力はクォークの色のみに作用する。)  電磁力と弱い力がまったく違うように見えるのは光子とWボソンの質量の違いに依るものではあるまいか。

うむうむ。そうかも知れないなあ・・・と読み進めるとSU(2)✕U(1)のゲージ理論なるものが登場するのである。もはや呪文である(笑)
ただ、電弱理論はグラショウが61年頃に思いついており、それをワインバーグ、サラムは独立に発展させたものである。彼らは3人でノーベル賞を1979年に受賞しているのだが「クォークはチャーミング」というグラショウの自伝を読むとノーベル賞は賞金が3分割されるので、グラショウは単独受賞できなかった事を悔やんでいた・・・半分は読者受け狙ったんだろな。

さらに弱い相互作用は繰り込み可能であると分かるまでは注目されなかった。オランダのト・フーフトが1972年にこれを証明して風向きが変わったのである。それまで u d s の3個のクォークだったがJ/Ψ粒子の発見があり、それはcクォークの発見でもある。グラショウらが早くからcクォークの予測をしていた。さして、K中間子の崩壊の研究からCP対称性が破れていることを発見され、CP対称性が敗れるのはクォークが3世代6種類必要だとの小林・益川理論が続く、vクォークの発見が続き、1980年頃には素粒子の標準模型が完成するのであった。

  このような流れは知るのだが、では電弱統一理論っていったい統一ってどういうことなの? ってあたりはワタクシは理解出来ていない。
弱い力も電磁力もクォークとレプトンの両方に作用する・・・・それ言ったら重力もクォークとレプトンの両方に作用するで・・・・・ どないすんの、これ。
いや、重力は弱い力・電磁力に比べると何桁も弱いので無視だ。あ、そう。

Wボソンの質量を0にしたら力の到達距離は無限大になるで・・・・ なんて言っても実際は陽子よりはるかに重い。なんででっか。。。
いや、ある時期はWボソンの質量は0であって、光子と同じく光速で飛び交っていたのだよってか・・・・ そこらになるとワタクシは妄想の世界になってしまうのである。

かくして素粒子論的宇宙論が入り込んでくるのであった。ここらもなあ、入門書読むと壮大なほら話のように感じるし(悪い意味ではなく)、物理学者の発想は楽しいな・・・と思う次第である。

ブラックホールは想像上の天体、理論的にはありうるが現実の宇宙にはないであろうとアインシュタインは考えたらしいが、今はありふれてしまった。天の川銀河の中心には太陽質量の300万倍もの巨大質量ブラックホールがあるってサー。発見者は1,2年前にノーベル賞受賞したなあ。
で、結局、統一理論ってなにさ?  何を持って統一というの?  昔の昔は自然界の4つの力は一つだったというのが大統一理論らしいが・。・・・・
実際、4つあるんだし、それでいいんではね?  ビッグバンの瞬間には一つの力だったんだ・・・という理論ができると何が嬉しいわけ?  そんな感じでして。

しかし、素粒子論は宇宙の起点を研究する分野になっているんだね。。。という事は勘づいてるい。気がする。たぶん。 考えるとドンづまるので考えないようにしよう。入門書をよんで感じるんだ(笑) 考えるんじゃない、感じるんだ、それがフォースじゃああぁぁ で? 

posted by toinohni at 08:58| 東京 ☀| Comment(0) | 物理科学雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うむむむ さすがはエースである 分かっている そーなんだ

https://hochi.news/articles/20211230-OHT1T51134.html?page=1

合同自主トレを行う(左から)中川、菅野、鍬原 合同自主トレを行う(左から)中川、菅野、鍬原

沖縄・宮古島で自主トレ中の巨人・菅野智之投手(32)が30日、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。今季は前半戦に離脱があり19登板で6勝7敗、防御率3・19。後半戦は中4日・中5日ローテでフル回転し、ラスト7登板で防御率1・99と意地を見せたが、チームも3位に終わり悔しい1年に終わった。来季に向け20日に現地入りして鍛錬するエースは今、何を思うのか。その胸中を聞いた。(取材・構成=片岡 優帆)

--------------------------------------------------------------------
宮古島で自主キャンプ中である。バックの橋は宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋である。以前の報知の記事では伊良部島でキャンプすると書いてあったがワタクシの勘違いであったか。
昔の剛速球投手の伊良部が伊良部島出身であったかどうかはワタクシは知らんのです。

菅野らの自主トレを見に観光客がたくさん来て新コロ感染拡大したりしないように、注意が必要である。観戦はいいのだが感染は困るのである。既に沖縄の新規感染者が50人(一日あたり)を越えたという記事もある。観戦はしたいが感染はしたくないのである。感染は困るである。てへ。

で、菅野は次のように言うとる。
>>>
「貯金がなかったので限界がありました。精神的にも肉体的にもこの1年は正直きつかったですね」
>>> 
   てめー、このー年俸8億円とかのくせに貯金がなかっただとーー、ふぞけんじゃねーーーぞーーーーーうさん。

という話ではないのである。昨年はメジャー交渉で渡米したり、帰国後も隔離があったりで自主キャンブがまともに出来なかったのである。つまり、練習不足だったのである。そこ不思議ね、2月からのキャンプはあったのにさ。。。。。

ということは自主キャンプからマジメにやらないとシーズンを通して働く体力は作れないという告白ですね。貯金というのは体力の事を意味するだよ。
これは巨人の選手らは聞く耳持てよ!!   大エースが練習不足を反省しているのだど、てめーら、下っ端はもっと練習しやがれ・なさいまし。

というわけで阿部も今年はキャンプで相当に練習させるというとったし、今年は巨人は終盤に失速することはなかろう。一軍二軍三軍 全選手が猛練習に明け暮れるキャンプになるであろうぞーーーさん。頑張れ三軍の駒田くん以下・・・・ なんちゅーーて。

それはそれとして、宮古島でのキャンプって人員は何人なんだろな。選手3人というわけではあるまい。トレーナーもいるだろうし。付き人もいたりして。飯屋は・・・宿泊は・・・宮古島の人たちは知っているかもだが。
海岸散歩していたら、あらら、菅野が走っているわーーー がんばってえええぇぇ・・ってかね。

とにかく、菅野が15勝、戸郷が12勝、高橋優貴が13勝、後二人が10勝とか・・・妄想するワタクシである。先発が7回投げて8,9回をリリーフが投げて投手は一試合で二人・・・っての続けてくれ球へよ。打者ひとりに投手一人ってバカなことすんじゃねーーーす。 なんちゅーて。

posted by toinohni at 08:18| 東京 ☀| Comment(0) | 日記もどき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする