素粒子論の入門書を読んでどうもモヤモヤしたところが・・・それはどんな分野だってワタクシにはスッキリ理解ってないのですけど(´・ω・`)
素粒子の分野では1950年代にハドロンが大量に発見されて、数百にも及び。それを説明するために、より基本的な素粒子・クォークが1960年代半ばに考え出された。クォークの組み合わせで数百のハドロンが説明できる。。。というところは素晴らしい、 うーむ、そうなんだ・・・と思ったものの、待てよ。待て待て。
ハドロンってどこにあるのさ? 陽子、中性子もハドロンであり安定しているのだが他のハドロンは寿命が超・短い。10のマイナス23乗とか、なによ、それ! だぜ。
どこにハドロンがおるっちゅーのよ。この自然界でハドロンはどこにタムロしておるっちゅーのよ。どこにもないではないか。加速器の中で人工的に一瞬だけ作られたモノではないかーーーい。
という疑問がある。ハドロンなんてどこにもないやい(陽子、中性子を除く)、どこにもないものを加速器で人工的に作り出して、それであーだこーだ、どーたらだという物理学者はいったい何を目指しているのだろう。。。。うむうむ。素朴な疑問である。
ようするにどこにもないハドロンの役割とは何か? 素粒子論の入門書を読んでまったく理解出来なかったところだ。
ところが上の本の第一章を読んで、あーそういうことか、と少し納得したところがある。ビッグバン理論の中で出てくるようだ。クォーク-ハドロン相転移という用語も出てきた。
つまり、ハドロンはそういう役割だ。ビッグバン時点で仕事をしているようだ。
想像だが、1960-1970年代に素粒子論の研究をしていた物理学者らで宇宙論への適用を考えたのはどのぐらいいたのであろうか・・・・ 林忠四郎が1950年には素粒子論的宇宙論を開拓したとか書いてあるから目端が効く物理学者はいたのだなあ。宇宙初期の元素合成かあぁ・・・・
というわけで入門書ばかりではなく教科書的な本にも出を出す次第である。上の本はシリーズものであり18巻まである。近所の図書館にある。一冊2週間で読むとして18冊だと36週間ですね。。。。。 どっひーーーーーー。 なんちゅーて。