群論がいったい何の約に立つのか? と群論が誕生した頃には思われたであろう。何の役に立つかは数学者は感心がないので、たぶん。それ役に立つのかという発想は数学者ではない連中の発想であろう。物理学者とか工学者とか、応用を重視する連中は特に。テキトー。
リーマン幾何というのがある。それは、サラリーマンが考えたのである。サラ・リーマンという人が昔いてな・・・というのは嘘である。どうよ。
中学・高校の数学で図形が出てくるが、あれはユークリッド幾何の世界である。当時の数学の先生が、直線の外部の一点を通り、直線に平行な直線は一本書ける・・・とか言った気がする。ユークリッド幾何の世界である。平面での話である。そして、そうではない幾何があると話した記憶がある。三角形の内角の和は180度である・・・とか。そこに、180度にならない幾何があるとか・・・なにそれーーー、ワケワカンナイ。
非ユークリッド幾何とかいうものがある。リーマン幾何が典型だ。だが、それが何の役に立つのよ・・・と当時は思われた。
当時は何の役にも立たなかった・・・ 今は群論、非ユークリッド幾何が物理の先端で活用されておるおるおーーーるず。つまり、役立つどころか、無いと困るのである。
素粒子論は群論が駆動したとも言える。なんちてな。こういうシッタカを発揮するのがワイは好きなのサー。SU(3)×SU(2)×U(1)の群論が素粒子論を記述するのである。どうよ、意味はわかんないけど、なんか格好いいだろ、ワイって(笑)
そして、アインシュタインの一般相対論はリーマン幾何を活用している。話によるとアインシュタインは大学の成績は悪くて卒業しても研究者として大学に残れず、しかし大学の同級生と学生結婚して子供もいたのでバイトとかやって数年は妻子を養い、その後、友人グロスマンの父親の口利きでスイスの特許局で審査官として職を得たとか。
グロスマンも大学の同級生で優秀だったらしく数学者になった。1905年に特殊相対論を発表した時はアインシュタインはスイスの特許局の職員であり物理のプロではなかったのだ。特許局は暇なので勉強する時間があったのだな・・・(あくまでも個人の感想である)
その特殊相対論に満足しなかったアインシュタインは10年かけて一般相対論を構築したのだが、そのアイデアを形にする上でリーマン幾何が必要になった。これもアインシュタインはグロスマンと話して、グロスマンがそのアイデアを理論化するにはリーマン幾何が必要だと言うたらしい。しかし、数学の出来が悪いアインシュタインはリーマン幾何を知らない。そこで数学者のグロスマンにリーマン幾何を習ったのである。
ここら、すげーぞ。アイデアを形にするのにこういう数学が必要だ・・・と気づいたらその数学を勉強してマスターする。大学を出てからの話だ。
かくして非ユークリッド幾何が一般相対論を形にした。
何の役に立つかワケワカラン群論と非ユークリッド幾何が物理の最先端を駆動してきた/いる。実に感動的な話である。ワイは数学者はワイにとっては何の役に立つのかわからん数学を、数学者の妄想に制限はなくして、どどーーんとますます開発したまへよ、と期待する次第である。
何の役に立つか? は数学に対して言うても意味はない。役立つコトが目的ではない。数学は数学者の暇つぶしなのである。数学者の妄想に制限は要らない。
人の発想に制限を設けないならば、人の発想はどこまで膨らむだろうか。。。。という興味をワイは持つ。ただ、その興味には欠点もある。数学者の発想・・・妄想・・・をワイは理解できんのである。かなしす。
なにかやる場合に、遅すぎるという事はない、と昔のエライ人はテキトーなデタラメを言う。遅すぎると言う事はたくさんあってな(笑) 格好つけて、遅すぎるという事はない、というやつはバカタレで調子者で なんか格好いいことを言うてみたい・・という程度のアホタレなんだぜ(笑)
いやいや、できそうなことであっても遅すぎると言い訳して何もしないって事に対する警句なのでね、字句通りに 遅すぎる事はない という意味ではないのだよ、そこは。
とはいうものの、アインシュタインは大学出てからリーマン幾何を勉強した。じゃあワイもこれから役に立たないと思われた群論と非ユークリッド幾何を勉強しちゃる。この場合には遅すぎることはないという事が妥当である。数学でノーベル賞をとっちゃる。。。。という事は遅すぎるのである。まあそんなノーベル賞はないのだけど(笑)
そこでワイは「よびのり」のKPPの講義を視聴する。KPPとは吉本新喜劇の顔PANPAN、かおパンパンで笑いをとる川畑座長(元の)の事ではない。よびのりも川畑座長(元の)に勝るとも劣らず、である。どうよ。 なにが?
何の役に立つのかワカラン・・・と昔は思われたニューラルネットワークが今や開花して、えらい花畑になっておるおるおーーるず。
ここだな。何の役に立つのかわからんものが100あるとして、そのうち2,3はものになるで・・・という話。10ぐらいかも(笑) まあ根拠なく否定するのはやらんでおこうって。
このようにワタクシは しったか の知識を備蓄するのが趣味なのである。格好良く言うと「科学技術劇場鑑賞が趣味です m(_ _)m」なんですね。
学技術劇場鑑賞が趣味ですよってに しったか するの好き!!
posted by toinohni at 10:05| 東京 ☀|
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