弱い相互作用でパリティが破れている・・・・というところの説明がワケワカラン。その実験に関しての図解がないのである。この本は縦書きであり一般向けの小説みたいなものだ、という立ち位置なのだろう。実験装置の模式図もないのでいったい どうして そうなるのか まったくワケワカラン。
弱い相互作用では対称性が破れている・・・ということを説明するところだが。レーダーマン、ウー、もうひとりの実験屋が発見した。
レーダーマンの本では図解もなくて、何言うとんのこいつは・・・と思ったところをこの本では図解があった。ただしコバルト60を使ったマダム・ウーの実験の解説である。解説ではあってもだいぶはしょってはいる。だが図解がある。たくさん・・・ではないのだが。
弱い相互作用での対称性の破れを文章だけで説明して、しかも一般向けの本で、読んで理解できる人がいたらボクとはオツムの構造が違う。分かったという人は天才かキチガイかホラ吹きであろう。
ここらを理解するためには保存則のいくつか、スピンに関する知識、その他が必要になる。
そして、ボクが思うのは、ここらの説明を入門書でどこまで詳しく語れるか・・・これは著者の力量によるものだ、としておく。
一目瞭然ということわざがある。ことわざ だっけ? 図解は必須である。そして高校レベルの数学は出てきてもよい。日本は高卒(以上)が圧倒的に多い。底辺レベルの高校を卒業したので何も勉強してませんでええーーも含む(笑)
つーわけで、解りやすい本を希望する。図解がない、数式が全く無い本はワイは放棄する。わからんのだ。数式一行あればすむのを文章でダラダラ書いても分からんのだ。図があれば分かるものを文章でグダグダ書かれてもワケワカランのだ。どーよ。
というわけで上のような本はもう放棄する。なんちて。
まー買ったわけではないので(笑)