実は入門書でもクォークの表がすぐに出てきて困る。なにしろクォークは単体で検出されないのに3世代6種類あるという。しかも一つのクォークは3つに区別できるとかの色理論が出て6種類ではなく18種類になる。右巻きと左巻きで区別できるとかいうので36種類になる。加えて反クォークを考えるので倍の72種類だ。
ばかたれー。あほたれ。
で、実は知りたいのはそういう分類ではない。どのようにして物理学者がそこに思い至ったのか、経緯を知りたい。
それは1935年の湯川の中間子が発端である・・・と言えなくもない。核子間の力を説明するために未発見の中間子を想定した。そのアイデア。発想。着想。天才である。すばらしい。うむ。
ところが40年代、50年代と実験装置が向上し観測技術が向上し、新粒子の発見が相次いだ。50年代末には新粒子は700ぐらいに達したらしい。
そこだ。そこから、どのようにしてクォークというアイデアが、発想が、着想が生まれたのか。
原子核内で核力の強い力、強い相互作用を説明するために湯川は中間子を着想した。700ぐらいもの新粒子をどのように分類するか、そこだ。天才の発想を垣間見ることができるぞ。
というわけだが、ハドロンとかバリオンとかレプトンとか、シグマ粒子だ、なんとか粒子だ・・・という風に出てくるぞ。
メソンとか。うーーむだぞ。
で、クォークは二人の天才が独立に着想した。ツヴァイク、ゲルマンだ。世の中に似たような考え方をするやつはいるってか。
天才の着想の瞬間!! って興味あるよね。アルキメデスが風呂に入っていて浮力を発見とか、ニュートンはりんごが落ちるのを見て万有引力のヒントを得たとか、ほんまかいなという話がいくつかある。作り話に決まってらーーー(笑)
暑いので寝る。真夏だ。くそったれだが1ヶ月後には9月だ。秋だ。頑張れ、オレ!!